2012年11月

第二教室で、受験生の生徒さんや授業中の面談希望があった場合、私が担当することに決めていたが、本日初めてその機会を得た。

第二教室は私の机はないので、個別指導用のブースなどを利用したが、特に問題はなくスムーズに実施できた。

第一教室の管理面のことが気がかりだったが、運営には全く支障はないようだ。

これからは面談だけではなく、できるだけ教室間を授業中に往復し、様子を観ることも得策である気がしてきた。

今日の日経新聞にディズニーランドを運営しているオリエンタルランドの上西社長が堅調な業績について語っていた。

それによると、日本人の消費心理が商品中心の考え方から、心に残るコトにお金を使う方向へ変わっているためだと語っている。

つまり、心で感じるものに対する価値を求め始めた結果だという。

感動体験が顧客を引きつけるということだ。

とても参考になった。

もちろん学習塾はレジャー産業ではなく教育産業だ。

ただ、サービス業界でもある。

学習塾なのだから、成績を伸ばすのは当たり前。

それだけで終わってしまっては頂けないのだ。

生徒さんが楽しくなる工夫、勉強しやすくなる環境づくり、その結果として、塾に行きたくなる。

そして、生徒さんがわくわくする授業を提供し、良い思い出を作って頂く。

そうした努力の積み重ねにより、感動体験を沢山して頂くようにしていきたい。

旅行前に訪問したM塾に大いに刺激を受け、その仕組みについて自分なりに熟考した。

M塾では成績が上がるから生徒さんからの口コミが広がり紹介によって生徒さんが増えると説明を受けた。

それはそれで事実だろう。

だが、その紹介に至る過程は、塾として何もしていないのではなく、戦略的な仕組みづくりをして、紹介を獲得していると考えた。

翻って、自塾では紹介での入塾は多いものの、その過程で何の努力もしてこなかった。

手前みそだが、個別指導塾として、教務力や生徒さんの満足度で他塾を圧倒している自信がある。

その結果として、ある程度の成果を納めてこれたとの自負がある。

ただ、M塾ほどの強烈な紹介には至っていない。

この差は間違いなく戦略的な仕組みずくりをしているか否かの差に違いない。

気付いたからには、早急に改善し、強固な戦略的な仕組みづくりを構築し、実行していきたい。

既に頭の中では概要は出来上がっている。

後は詳細を詰めて実行していくのみである。

先週の木曜日にお休みを頂いて家族で3泊4日のグアム旅行に行った。

天候にも恵まれ、南国気分を存分に味わえ、良い休暇を頂いた。

実は、これから本格的な受験シーズンに入っていく時期でもあり、生徒さん達のことを思うと、この旅行に行くことに気も引けた。

同じような気持ちから、夏休みも夏期講習があったので長期の休みを取らなかった。

だが、そうした気持ちは、何の生産性も生まない後ろ向きな自己欺瞞でしかない。

生徒さんが真に望むことは、より良いサービスの提供を受けること。

そのためには、大いに休み、リフレッシュしたほうが良い。

そうした考えで、勇気を振り絞って毎年恒例の長期休暇を取った。

この休暇で得たエネルギーをこれからの受験シーズンに役立てていきたい。

来期に向けて進めてきた新しいコースを断念せざるおえなくなった。

このコースはある大手塾と提携契約を結ぶことによって実施する運びとなっていた。

断念した理由は契約書。

営業の方は実務ではそうでないとは言うものの、契約内容は明らかに主従関係が明らか。

これでは独自色を打ち出せなくなってしまう可能性もある。

新しい強力な武器を手に入れ、さらなる飛躍を目指そうと期待していただけに残念だが致し方ない。

幸い、日本の教育業界のすそ野は広く、様々な会社が魅力的なサービスを提供している。

その中から自塾に最適な商品を新たに模索していくことにしていきたい。

塾業界の方にお会いすると、「生徒集めに苦労する」が挨拶代りになる状況が何年も続いている。

そうした中、曲がりながりにも順調に生徒数が増えていたため、自塾の力を慢心していたようだ。

昨日のM塾の訪問から1日経ち、「井の中の蛙、大海を知らず」のことわざが頭をよぎる。

ただ、集客力の差は歴然であるが、どうしてその差がついているかが理解できていない。

今できることは、昨日頂いた情報を自分なりに咀嚼して、良いところをまねて取り込むことだ。

理解できること、分かることを突き詰めて取り組んでいくことによって、その差が何であるかを理解できるようにしていきたい。

教室の見学も薦めて頂いた個別指導塾M塾の成増校を、今日、訪問させて頂いた。

まず、最初にびっくりしたのが、成増の地域の塾の多さだ。

川越街道沿いにほとんどの大手塾が開校しているのではないかと思うほど、塾が乱立していた。

光が丘の比ではないなというのが率直な印象だ。

そして、地域散策をした後、M塾の成増校を訪れてみた。

開口一番、「こんにちは」というとても大きな大勢の声の迎えを頂いた。

後でお聞きしたのだが、勉強を指導中の講師の方々もお迎えの挨拶を言ってるらしい。

ブックオフの店員がお客さまをお迎えする時のイメージなのだそうだ。

そして教室のライトはあたたかい暖色系の光を使用している。

多くの塾は青色の色を使用している。

これは、色温度の高い青色の光が、短時間集中して勉強するのに適して色といわれているため。

それをあえて、暖色系の光を使用しているのは、くつろげる場所にしたいという想いからなのだろう。

生徒数は現在315名在籍しているとのことで、大勢の生徒さんが勉強に勤しまれていた。

教えている講師の方々は私服できて、その後、白衣をまとうスタイルだ。

誰がやっても教えられるスタイルと聞いていたので、授業は好い加減なのかななどとかってな想像をしていたが、意外にも、と言っては失礼だが、講師の方々はみなさん真剣に指導されている様子だった。

色々な面で刺激を受け、勉強させて頂き何よりだった。

ところで、普通は縁もゆかりもない同業社に教室を紹介する必要性は全くないだろう。

それにもかかわらず、このような貴重な機会を提供して頂いた。

M塾の寛大な姿勢に敬服し、感謝したい。

そしてこの経験を生かし、生徒指導に役立てていきたい。

一か月に一度、ご家庭に発送する請求書の中にはいつも授業報告書を同封しているが、今回はそれ以外に下記の資料を同封した。

・三者面談開催のご案内

・冬期講習のご案内

・保護者向けアンケート

・11/25好船吋奪函蔽3生対象者のみ)。

毎年・毎回、作成しているとはいえ、変更点などもあり、文章も変わることから、ここ数日、誤字脱字チェックなどを、事務のkさんや第二副教室長のS先生にご協力頂き、やっと完成し、郵送に間に合った。

これから上記に関する行事が行われることになり、日常業務も増えてくることになるが、生徒さんや保護者の方々のご要望にお応えできるように、誠心誠意対応していきたい。

全国統一小学生テストの結果が戻ってきた。

結果からみると全体的に苦戦したようだ。

特に高学年になると、学校の勉強ができていても中学受験用の勉強をしていない生徒さんには難しかったようで、実力通りの結果が出せなかったようだ。

また、学校の勉強が難しく感じているお子さまにとっては、”未来のリーダー”を育てることを使命とする四谷大塚の主宰するテストはレベルがあっていない印象を受けた。

この結果を踏まえ、この統一テストをいかに塾生のために役立てていくかを検討していくことにする。

ところで、無料でこれほど大規模で本格的なテストを実施し続ける四谷大塚の企業戦略はとてもマネはできないが、その精神は大いに参考になり学んでいきたい。

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当塾のマスコットボーイ、ステップ君のアニメキャラクターが誕生した。

まさに教室にいるぬいぐるみのステップ君がそのままアニメになったようで大感激だ。

作成して頂いたのが、漫画家志望の第二教室の副教室長のS先生。

あれやこれやと注文をつけて困らせたが、嫌な顔一つせずに作成して頂き、このように見事なアニメのステップ君を誕生させてくれた。

今後、あらゆる場面で活躍してくれることになるだろう。

全国小学生テストを主催する四谷大塚では「見直し勉強指導」を強く奨励している。

そのため、見直し勉強指導の教材を提供して頂いている。

塾生にはもちろん、解答が到着後、見直し授業をして頂く予定にしている。

そして、一般生についても、ご希望の方には対策授業と同様、無料での「見直し勉強指導」を提供することにした。

これによって、全国小学生テストに参加した意義が高まり、当塾の授業に関心を持って頂ければなおありがたい。

今週・来週は近隣の中学校で定期テストが実施される。

中3生はこのテストが最後の内申の評価になるので、特に頑張って頂きたい。

ただ、この時期になると、中3生もさすがに目の色が変わってきて、私がどうのこうの言わずとも一生懸命に勉強に取り組んでくれる。

私はその先を見据え、テスト後の受験勉強の準備に取り掛かっている。

先週は冬期講習のご案内資料を仕上げ、今日は、中3生全体で受験する垢發の申し込みと受験勉強用の教材を発注した。

今回の結果などに基づいて決まる志望校に確実に合格できるように万全の態勢を整えておきたい。

一頃の勢いはなくなったとはいえ、とても伸びている個別指導塾M塾がある。

その塾の営業の方に、今日、お越し頂いた。

同業なのにどうして?と、思われる方もいるだろう。

この塾、塾向けに教材を販売しているのだ。

ここの教材、個別指導用の教材の先駆的存在であることは塾業界の方ならば誰しも認めるところだろう。

他にもインターネットを通した講師の求人募集、広告、そして塾用のシステム関連など多義に渡って事業をしている。

そのいった背景があり、担当の方が交代されたとのことで挨拶に来られたのだ。

そしてお話を伺ってみると、1店舗当たりの生徒数が200~300名もいる。

その要因は成績が上がり口コミで増えていくからなのだそうだ。

その原動力は誰が教えても成績を伸ばすことができる教材なのだそうだ。

実際、教える講師の方々はあまり学力が高くなく初めて教える学生さんが多いそうだ。

それでも、学力が上がるならば、まさに魔法のような教材だ。

嘘のような誠の話しだ。

なぜなら、私は成績を上げる原動力の一番は教える講師だと考え、そうした人員を迎え入れ、一定の成果を出してきたと自負しているからだ。

教室の見学も薦められたので、ぜひ、お伺いしたいと即答した。

その魔法のような現実を目の当たりにし、生徒さんの学力向上に寄与していきたい。

本日、前向きに検討していた事案をキャンセルするに至った。

機能的ですごく役立つと思い、高い投資だとは思ったが導入する予定でいた。

そして、昨日、見積書が送られてきたのだが、ある部分が私の感覚では異常に高い見積もりになっていた。

とても違和感を覚え、私の感覚でこれ以上は出せないと思う上限の額を提示してみた。

今日、その回答がきたが、譲歩はあったものの、私の提示した額には至らなかった。

そのため、前述したようにキャンセルさせて頂く事になった。

実を言うと、これから支払う金額に比べると今回の気になった部分は微々たるものだった。

それでも投資を見送ったのは何となく感じた感覚~直感というものからくる。

その直感は恐らく次の要素から生じたと考えている。

今の時点では高すぎる投資だ。

だから、そのある部分がとても気になって見えたに違いないと。

何かを決める時、色々と理論だてて考えていくことは大切だが、こうした直感も大切にしていきたい。

フロイトが「人の意思決定や感情は、無意識のうちに成り立っている」と説いたように、実は、無意識の感覚は自分が考えている以上に正しいことが多いようなので。

先日、厚労省が公表した3年以内の大卒者の離職率にビックリ!

なんと、教育・学習支援業がもっとも高く48%!!

さて、その原因は?

業界の体質としてブラック企業(極端なサービス残業を課す労働環境が劣悪な企業)が多いのか?

それとも他に答えが・・・?

そのヒントは離職率の低い業種にありそうだ。

最低の「鉱業、採石業、砂利採取」はわずか6.1%。これに続くのが「電気・ガス・熱供給・水道」(7.4%)

あるコンサルタントはそれらの業界の特徴を次のようにあげる。

・給与はそれほど高くないかもしれませんが、長い歴史がある。

   ~社内に40代、50代のベテランがいて、年齢ごとに研修制度がしっかり組まれているから、新人は自分が社員としてどんなふうに成長するかをイメージできる。

   ~何歳で結婚し、住宅を購入するべきかも古参社員にアドバイスしてもらえる。

・仕事のノルマがきつくなく、残業が少ないのも特徴。

・人間関係がギスギスしておらず、社内に安心感が漂っている。

なるほど、巷で聞く塾業界の特徴は、『若手中心・実力主義・残業多い』であるから、離職率の低い業種とはまさに逆だ。

業界として、企業として、このままで良いのだろうか。

良いはずがない。

まず、1企業として、長く働きやすい環境を整備するように努めていくことから始めていこう。

そのために何をしていくべきかを真剣に検討し、実行していくことにしよう。

S先生が第二教室の副教室長として着任して半月が経過した。

その間、あまりに急な交代劇だったので、生徒さんや保護者の方々も内心ご不安に思われた方々も多かったに違いない。

私も下した決断には後悔はないが、短期的に第二教室に関わる方々の動揺がどこまで広がるか不安であった。

だが、担当講師の日ごろからの熱心なご指導のお陰で、私の不安は杞憂であることを分かった。

また、S先生に至っては、急なことだったので、引継もなくやりにくいことも多々あったろうが、嫌な顔一つせずに紳士的に業務に取り組んで頂き、安心して任せると確信した。

そこで、昨日、保護者の方々に、11月からS先生が第二教室の副教室長に正式着任したことと、S先生から着任のご挨拶をさせて頂くことをメールでご報告した。

これを機に、雨降って地固まるのたとえの如く、従来以上に信頼のある教室を築いていきたい。

昨日、全国統一テストを第一教室と第二教室で実施した。

第一教室は満席ではあったものの、直前まで私ひとりの対応で十分と考えていたが、万一の混乱を考慮し、創業以来初めて家内に試験の手伝いをしてもらうことにした。

そして、当日の朝、集合時間が近づくにつれ、玄関口では受験生と保護者であふれ、ひとりでは、席への案内も大変であったが、家内の協力もあり、つつがなく着席して頂く事が出来た。

また、試験前にテストに向けた説明を30分も取っていたので、当初は実施前は時間を持て余すのではないかと危惧していたのだが・・。

実際は、逆に開始時間が遅れるのではないかと思うほど、一人ひとりへの説明が長引いたものの、こちらもどうにか予定の時間内で終わり、滞りなく試験開始へともっていけた。

その後も多少落ち着きがない低学年の生徒さんもいたが、全体では支障なく終了することができた。

そして、第二教室では副教室長のS先生おひとりで対応して頂いたが、こちらも滞りなく、テストを終了することができた。

S先生には休日出勤までして頂き、本当に感謝している。

ところで、これまで、塾内テストを初め、各種検定の試検を実施してきたが、これほど気を使ったテストはなかったように感じる。

一つの原因は、小学生の低学年のお子さまが多く参加して頂いたことで、いつもとは別のエネルギーが必要だったからなのだろう。

これで、テスト自体は終わるが、答案が返ってきてからの見直し授業など、まだまだイベントは続く。

最後まで気を抜くことなく、最大限の力を注いでいきたい。

準備を進めてきた全国統一小学生テストもいよいよ明後日と迫ってきた。

第一教室では生徒さん用だけでなく講師用も全席が埋まった。

第二教室もゆとりはあるものの、生徒さん用の席は7割以上埋まった。

予想以上の受験生が集まり、とてもうれしいと同時に、とても責任を感じている。

混乱が起こらないようにと座席表も用意した。

四谷大塚から送られてきた教室運営マニュアルも熟読させて頂いている。

さすが、練りに練ってよくできている。

後2日間、受験生に力を発揮して頂くため、安全を確保し、きちんと運営を遂行するように、できる限りの準備をしていきたい。

「人の幸せをわが喜びとする」

日経新聞の「私の履歴書」で今日から連載が始まるオムロン名誉会長・立石義雄氏の冒頭の文章だ。

そして、「最もよく人を幸せにする人が最もよく幸せになる」

これは38年前に立石氏の父親が同じ日経新聞の「私の履歴書」に掲載した文章とのことだ。

『事業で人の幸せづくり』継承と、見出しに出ている通り、脈々と引き継がれるこの企業理念こそ、オムロンを優良企業と導いた原動力になったのだろう。

ステップアカデミーにも確固たる経営理念と教育理念がある。

その理念を大切にし、ぶれることなく、信念を持ってあたり、社会の発展に貢献していきたい。

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