2012年04月

今日は漢検申込最終日。

いつも通り、最終日の申込者は多い。

今回は外部の方でお友達に声をかけたら、全員で9名集まったという前例がない参加があった。

人脈のある方は違うと感心した。

そのことも影響してか、過去最高の参加者となった。

これから1カ月以上、本番まで日にちがあるので、何度も繰り返し勉強し、全員が合格してくれることを願っている。

「個別指導の授業の進め方」を講師の方々に配布した時に感じた問題点を解消するために「これだけは守ってね」リストを作成した。

今でも全員が守られている項目から、思いもよらず、多くの生徒さんが守って頂けていない項目まである。

基本に帰り、最低でもこのラインは統一して、質の高い授業を提供していきたい。

このリストを全ブースに置いて、講師の方々に生徒さんを指導して頂くことにした。

リストは以下の通り。

□入退室カードを持参すること。

□宿題をしてくること。

□ノート・テキスト・筆記用具を持参すること。

□数学の場合、方眼紙を持参すること。

□テキストには書き込まないこと。

□間違った問題はチェックを付けておくこと。

□チェックした問題を繰り返し解くこと。

□教室内で携帯電話を使わないこと。

□授業中は先生への断りなく立ち歩かないこと。

最低限のルールをきちんと伝わっているかを確認する意味も含めて、改めて「個別指導の授業の進め方」を昨日から講師の方々に配布した。

配布した時に各先生とお話しさせて頂くと、予想もしなかった返答がいくつかあった。

最低限のルールと考えていたのは個人的な見解であって、全体的な統一はなされていなかったようだ。

中には当然だと思っていたので、講師マニュアルにも載せていなかった事項もあった。

やはり真実は現場にある。

一つ一つの実例を精査し、早急に改善していきたい。

講師陣の方々は潜在能力がとても高い方ばかりだ。

そのため、授業の進め方について、最低限のルールを決めた上で、講師の方々には自らの判断で改善を図る権限と責任が与え、創意工夫して授業に取り掛かって頂いている。

ただ、その最低限のルールをきちんと伝わっているか、また、守られているかどうかのチェック機能が十分でなかったように感じられる。

その点を改善し、ある一定の均一性を保った上で、より質の高い授業を提供していくように努めていきたい。

経営理念の骨格、『共に生きる』ことを実践していくに当たり、必要な原則をまとめることにした。

当初、漢字二文字で表現しよう考えていたのだが、第二教室長のH先生に助言を頂き、四字熟語で表現することにした。

選択したのは以下の6つ。

・不撓不屈(never give up)

・共存共栄(together)

・公明正大(fair)

・人権尊重(respect)

・社会貢献(CSR)

・法令順守(compliance)

どれが欠けてもいけない重要な6原則だ。

骨格が固まり、それを支える6原則も決まった。

後はそれをいかに表現していくかだ。

見やすい大きな指標となるようにしていきたい。

経営理念とは、「われわれは何のためにこの会社に集まっているのか?」ということである。

経営を航海に例えるならば、経営理念は共通理解のための灯台のようなもので、経営理念がない会社の経営は、羅針盤のない船の航海のように例えられる。

ただ、多くの企業で、経営理念が形骸化してしまい、お題目として掲げられているにすぎないのも事実だ。

お題目で終わらせないためにはどうしていけばいいのか。

答えは、説明責任と実行力だ。

経営理念の意味を社員に根気強く説明し、啓蒙し続けよう。

そして、経営理念に基づく経営を、自分から率先して実践していこう。

そうすることによって、経営理念が初めて社風となり、生きた言葉となる。

株式会社ステップアカデミーの経営理念はまだ、作成途上ではあるが、完成し、掲げたから終わりではない。

始まりなのである。

できたものが、血となり肉となり、社風となって初めて完成する。

そのためにも、きちんと説明でき、納得して頂けるものを作り上げていきたい。

百科事典には規則を以下のように定義されている。

『規則(きそく、ルールとも言う)とは、人の従うべき準則であり、主に文章によって規定されたものをいう。

なお、規則に定められたものを原則(げんそく)、または本則(ほんそく)とも呼ばれ、規則に規定されていない事項については例外(れいがい)と称される。』

ステップアカデミーの教室運営における様々な規則は入塾案内書に掲載してあるとおりである。

百科辞典にも定義されている通り、規則にも例外がある。

その例外を内部規則として作成していくことにした。

今までは、例外事項について、私なりの「あ・う・ん」の感覚で対応してきたが、組織として動く以上、それでは機能しない。

「あ・う・ん」の感覚をできるだけ具体的に文章化し、誰が応対しても同じサービスが提供できるようにしていきたい。

先月に引き続き、本日2回目の報告書と請求書を生徒さん宅へ郵送した。

今回は前回とやり方を少し変え、宛先リストが固まる直前になって封筒に貼るラベルを事務のKさんに作成して頂いた。

この方が無駄がないとの考え行ったが、時間が少なく、煩雑だった気がしたので、来月もやり方を多少見直していきたい。

郵送方法、1つとっても、やり方は何通りもある。

安易に妥協せずに最善の方法を探す習慣をこういうところでも実行し、身につけていきたい。

ボイスワープとは、かかってきた電話をあらかじめ設定しておいた電話番号に転送するサービスのこと。

ステップアカデミーを開校したての頃、しばらくの間、使っていたサービスだ。

当時は、自分の携帯に転送するようにしていた。

休校日でも、ちょっとした外出でも、これなら必ず応対できると重宝していたが、やがて止めてしまった。

理由はきちんとした対応が取れないということだ。

やはり教室にいる時と、いつ、いかなる時にかかってくるか分からない電話とでは応対が違ってきてしまう。

電話には応対できたが、信用は落ちてしまう・・これならばやらない方が良い。

という決断を下したわけだ。

ところで、このサービスを再利用させて頂く事になった。

今回は、第二教室の不在時に第一教室に転送するように設定するようにした。

第一教室のほうが、土曜日を開校していたり、午前中から私が来ていることもあり、開いている時間が長いためだ。

このサービスは以前から知っていたし、こうした利用をしようかとも頭の中で思い描いてはいたが、実際には行動に起こさないでいた。

その重い腰を起こし、行動できたということは、精神的なゆとりが出てきたのだろう。

もっと良いサービス、良い機能は他にも一杯あるはずだ。

それらを見つけ有効利用し、教室運営に役立てていきたい。

人間の特性として習慣化があげられる。

一生懸命に取り組んでいると、それが当たり前になり、ますます、前向きに取り組めるようになっていく。

反対にこの程度で良いだろうという気持ちで取り組んでいると、この程度でさえも、苦痛になってくる。

勤労は勤労を生み、惰性は惰性を生む。

それらのことを考えると、時には厳しい言い方になるかもしれないが、社風として、『極める』ことを意識していきたい。

そして、完成度の高い仕事を目指し、当たり前の水準を高め、誇りを持って、仕事に取り組むようにしていきたい。

今日は日本最大級の教育・受験サイトの営業の方が来られた。

サイトに広告を掲示する勧誘である。

個人的にはこうしたサイトに掲載するのは全国展開している大手塾には効果があるが、狭い商圏をターゲットにする地域密着塾には、あまり効果的でないと考えていた。

ただ、話しをしていくうちに、大手塾(サピックスや日能研など)の補講塾という切り口ならば、効果的なのかもしれないという気持ちに変化した。

遠方からでも通塾して頂けるからだ。

実際、実力的には現在の講師陣の方々で十分に対応できる。

将来的な広告手法として、検討していこうと考えるに至った。

時間的なゆとりができると、気になるのが、整理整頓についてだ。

早速、午前中は机の中の整理整頓に取り組んだ。

ついつい、あれも必要、これも必要と机の中に入れ込むので、すぐに乱雑になってしまう。

今回は、法人になってから急増した請求書と契約書などの書類をフォルダにまとめる作業も行った。

こうしたゆとりある時間はそうは作れない。

その期間に整理整頓し、次の仕事に備えることにしよう。

遅ればせながら、私も速読講座を今日から開始した。

この1ヶ月間強、生徒さんに講座の流れを説明してきたが、自分は参加できなかった。

30分トレーニングする時間を作ることもできないほど、時間に追われていた。

やっと、一息つき、時間的なゆとりもできた。

少し遅いスタートとなったが、生徒さん達に追いつき追い越せで頑張っていきたい。

今日は昼間の空きスペースを利用したフランチャイズのパソコン教室の営業の方が説明に来られた。

確かに経営的にいえば、日中の空きスペースを有効活用することを検討していくことは大切なことだ。

ただ、実際に生徒さんを集め、授業をしていくには、きちんとした対応を取ることが最低限の責務になってくる。

また、従来行っている授業の支障になっては決してならない。

そう考えていくと、パソコン教室を開催することは得策であるとはいえない。

それよりも、全能力を集中させ、今の個別指導の形態を極めていくことが、大切であると判断している。

理想的には、個別指導の形態を極めた結果として、日中にも個別指導の授業を受けたいというニーズを作り出していくことだ。

そうした思考を繰り返していくことによって、地域社会に今まで以上に貢献できる教室作りを目指していきたい。

経営理念の骨格を「共に生きる」に決めた。

会社がこうあるべきだという柱としてはこれ以上の言葉はない。

後は肉付けだ。

「社員と共に」

「お客様と共に」

「取引先と共に」

「社会と共に」

上記の事項に関して、具体的にどう考えていくかだ。

このことに関しては、第二教室長のH先生にも一緒に考えて頂くようにお願いした。

じっくりと考え、より良いものにしていきたい。

合わせて、教育理念についても、端的な言葉として、下記の文言を掲げていこうと考えている。

「自ら目標を持ち、自ら取り組む児童・生徒の育成」

従来、『5つの誓い』を当塾の価値観と理念が結集したものとして掲げてきたが、もっと簡潔に表した標題があった方が良いと考えたからだ。

正式にHPや塾の案内書などに掲載していくのは、教育理念について完全にまとめあげた後に、一緒に掲げていきたいと考えている。

今日と来週の土曜日、2日間で塾内テストを実施する。

午前中は私が管理したが、午後はH先生に頼み、合わせて、午前中の試験の採点もお願いしたのだが、試験後に電話してみると既に採点をし終えて頂いたとのこと。

前々回の塾内テストでは全て一人で背負いこみ、大変な思いをした。

その反省から、徐々に人に任せることを意識してきたが、今日の成果となって表れた。

やはり一人では限界があり、多くの方々の力を結集してこそ、良い教室作りができる。

これだけ多くの生徒さんに集まって頂いたからには、事務的な作業はできるだけ人に任せ、自分は大枠を決める段階になってきたのだろう。

言うは易く行なうは難しだが、意識して取り組んでいくようにしていきたい。

速読講座を開講してから1カ月強。

講座数にして4回程度だが、殆どの受講生の速読の結果が右肩上がりで速くなっている。

やはりかなりの効果が期待できる。

ただ、気をつけなくてはいけないのがマンネリ化。

できるだけ、モチベーションを高める工夫をしていきたい。

今日で春期講習が終了した。

去年の春と比較するとかなりたくさんの生徒さんに参加して頂き、勉強を通して生徒さんに役立てたことをうれしく思う。

午前中には個別指導のブースが満席になったこともあった。

今までは考えられない事だった。

ただ、それでも春の講習は空席が目立つ。

来年は、もっと色々な切り口で、生徒さんや保護者の方々に受講したいと思って頂けるような講習を提供していきたい。

ところで、この勢いだと、夏や冬の講習は第二教室も利用しなくては対応できなくなる。

そのことも考慮に入れて、次の夏の講習を万全の態勢で臨んでいきたい。

第二教室長ブログ が動き出した。

知性派のH先生らしく、話題は勉強方法から始まった。

これから先、色々な興味深い話題を提供されることだろう。

ところで、第二教室長ブログは独自ドメインのブログでとても感じが良い。

私がブログを始めた当時は独自ドメインのブログというのはなかったようで、このヤフーブログを選択させて頂いた。

比較してみると、独自ドメインのブログのほうに軍配は上がるが、今までし続けてきた経緯もあり、完全に切り替えてしまうのも、未練が残る。

そのため、このままヤフーブログを利用し続けさせて頂いている。

春期講習は通常通り行ったが、夕方から夜にかけて悪天候のピークを迎えることが予測されていたため、本日の通常授業を休講することにした。

ただ、決断したのが、16時を過ぎてから。

それまで、何件か、今日は授業をするかどうかの問い合わせや、お休みのご連絡を頂いてからの決断となった。

その点に関して、対応が少し遅かったという反省をしている。

講師の方の数人は連絡が取れず、教室まで来てしまったり、生徒さんや保護者の方々にも心配をおかけしたように感じている。

ところで、去年の震災の時にも感じたが、一斉メールというのはとても便利なものだ。

決断してからは、すぐに全体メールで報告することができるからだ。

この便利な機器がなかったら、もっと迷惑をかけていたことだろう。

なお、振替日については後日、また、全体メールで報告する予定でいる。

講習期間中は、早朝から深夜までほとんど休みなく働き通しだ。

朝の9時から講習に参加してくれる生徒さんや講師の方々。

夜の8時過ぎに通常授業に来てくれる生徒さんや講師の方々。

それらの方々にできるだけ良い環境で勉強し、働いて頂きたいと思えば、それが当然だと考え、やりがいのある職種だと考えている。

また、これから先、同じ立場に立って考え働く方々に多くお越し頂きたい。

そのためにも。働きがいのある充実した環境を整えるようにしていきたい。

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