2012年02月

「産業のコメ」と言われる半導体事業の日本の中核企業のエルピーターの倒産。

日経ランク1位だった投資顧問AIJが運用を任されていた年金資産2,100億円の大半を消失。

上記の、昨日、今日のトップニュースは『日いづる国』が『日沈む国』になったようで、とても寂しい記事だ。

なんでこんなことが起きてしまったのだろうか。

日本国全体が「ゆとり教育」に代表されたように、気が緩み、腑抜け状態に陥ってしまったかのようだ。

まるで今の日本は、ゆでガエル理論(※)のゆでガエル。

(※)『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』

はたまた、タイタニックに乗船している歌い踊る乗客か。

このまま危機意識を持たなければ、次代の世代に大変申し訳のない借財を残すことになりかねない。

今こそ、官民一体となり、教育環境から立て直し、太古から誇る日本魂を発揮し、世界に冠たる日本国を目指すべく、再構築していかなければならない時だ。

その一助になるように、微力ながら努力していきたいと考えている。

先週、第一教室のテナントの更新をした。

3年更新なのだが、その期間、あっという間のような、ずいぶん色々なことのあったような複雑な心境だ。

生徒数は3倍以上に膨れ上がり、講師の方々も多く向かい入れ、第二教室も開校し、光が丘ではだいぶ知名度も上がってきたように思う。

次の更新の3年後はいかようになっているのだろうか。

『最大よりも最良を』という拡張を戒める言葉を厳粛に受け止めつつも、通塾する生徒さんの立場に立った教育を提供し、社会に多く貢献していくようにしていきたい。

今日、午前中から昼休みをはさみ授業前まで、速読講座の導入前研修を行った。

速読協会から2名のインストラクターの方にお越し頂き、有志の11名の講師の方々が指導を受け、実際に速読を体験して頂いた。

体験して頂いた講師の方々の感想はとても良好で、これからの教室運営にとても役立つ実感をを持つことができた。

また、終了時に試験も行い、これに合格できれば、インストラクターの資格を頂けることになる。

インストラクターの資格を持った講師の方々には、毎月生徒さんと一緒に速読講座に参加して頂き、教室全体で盛り上げていきたいと考えている。

ところで、既に、日本人の平均速度の2倍から3倍以上の速さで読める講師の方も多くいて、速読協会の方々も講師の能力の高さに少し驚かれていたようだった。

入試の山場が過ぎると、ちょうど、定期考査のシーズンになっている。

通塾して頂いている生徒さんたちにとって、入試対策と同じくらい定期考査対策のニーズは強い。

そのニーズに応えるべく、万全の対策をとるように毎回努力している。

ただ、これで良いという終わりはない。

一人ひとりの生徒さんが最高の結果を残せるように、熱意を持って接していきたい。

これまで中学入試の発表、大学入試の発表があり、高校入試でも、推薦入試の発表、私立の一般入試の発表が既に終わり、一人ひとりそれぞれの悲喜交々な結果があった。

そして、いよいよ今日が都立の一般入試日。

ステップアカデミーの受験者層で一番多いのがこの都立の一般入試を第一志望とする生徒さんたちだ。

この日をめがけて猛烈に勉強してきた生徒さん達。

昨日の段階で、講師の方の中には、生徒さん以上に明日のことを考えて緊張していた方もいた。

生徒さんに携わった全員が応援している。

全員が良い結果になることを切に祈っている。

今年に入り、毎日のように、第二教室に行くようにし、教室長のH先生と話しをするようにしている。

また、他の講師の方々ともできるだけ対話をする機会を持つように努めている。

やはり面と向かって話すことによって、分かり合えるものがある。

また、話すことによって、気がつくこともある。

そうして、話しあう機会を増やすことによって、沢山の意見を頂き、前向きな活気のある教室になっているのだと思う。

これからも、意見を良いやすい環境づくりを目指し、さらに洗練された教室作りを目指していきたい。

3月から新年度入りすると同時に、第1回目の三者面談を実施する。

来期から、3回ある三者面談は全て希望制としたが、初回はできるだけ多くの方々に参加して頂きたいと、先日配布した三者面談のお知らせに載せた。

三者面談には色々な役割がある。

今までの塾での様子をお知らせする場。

これからの指導方針をお伝えする場。

ご家庭からのご要望をお聞きする場。

進路指導の場。

実際に指導する講師の方々とご家庭とのパイプ役としての場。

他にも色々あるだろう。

それらを総合して、一人ひとりに一番最適な場を提供できるように、今から事前準備をして臨むようにしていきたい。

来期から中学校では新指導要領の移行に伴い、教科書も改正される。

塾用の教材会社も教科書改訂というこの時期に合わせて、多くの教材を改訂、または新訂してくる。

そのため、塾で使用する教材も変わるのだが、基本的には今期のテキストの改訂版を採用する予定だ。

ただ、そういった事情で新しいものがたくさんでてくるので、研究し、良いものがあれば積極的に取り入れていきたいとも考えている。

今まで開校以来、報告書や請求書などを入れる封筒は全て手渡してきたが、来月からは郵送することになる。

一人ひとりの生徒さんに手渡すのは、経費削減の他に、生徒さんが保護者へきちんと重要な書類を渡すという教育的な観点からも有効と考えてきた。

だが、そのきちんと渡すことができていないという事実も散見されてきた。

それは生徒さんが保護者へ渡さないということだけではなく、生徒増に伴う、配布ミスもある。

今日でも、私が説明会で夢中でなっていたせいで、数名の生徒さんへ配布できなかった。

そういうことが続けば、いろいろなことに支障が生じてきてしまう。

例えば、昨日から配布している封筒の中には、3月の請求書の他に、2012年度年度予定表、三者面談開催のご案内、春期講習のご案内、速読のチラシを同封した。

そのどれもがとても大切な資料である。

来月からは、それらの重要資料が保護者の手元へ渡らないのではないかという懸念がなくなることを考えると、今回の変更は間違いなかった。

何日間に渡り来期の変更点について投稿しているうちに、続々と合格の報告が舞い込んできた。

そして昨日は都立の最終応募状況が発表となり、いよいよ来週クライマックスを迎える。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがあるように、受験を経験した生徒さん達は一皮も二皮も向けるような印象がある。

人生の岐路に立ち、自分なりに将来を考えるという経験。

また、一生懸命取り組むものの、一筋縄には結果が出ないもどかしさを経験することもあるかもしれない。

それらが自分を見つめるという面で、とても将来に役立つことだろう。

もちろん、結果は良いに越したことはない。

だが、どんな結果になろうとも、受験という経験を通じて進路決定ということ以外にも、沢山のことを受験生に与えてくれるように感じる。

1週間後、今までの努力が最高の結果に結び付くことを心より祈る一方、既に沢山の経験を得て成長した受験生の生徒さん達の姿が、とても頼もしく見えてくる。

来期の変更点の最後は退塾時の対応について。

従来は口頭のみの申告で受理してきた。

今まではそれで問題はなかった。

それを来期からは、退塾申込書と入退室連絡カードの提出をお願いすることにした。

これは、生徒増や第二教室の開設をしたことから、従来の口頭のみの申告では、不測の事態も起こりうると判断したことによる。

ところで、7日間に分けて来期への変更点について触れてきたが、これらは、来期へ向けて、より良くなるための変化だと考えている。

常に最善を目指していくために、毎年、こうした微調整をしていきたいと考えている。

来期の6項目目の変更点は施設費について。

従来の月々1,050円を1,260円に値上げすることにした。

値上げした経緯は、昨年7月に新・入退室連絡システム導入にからみ、毎月生徒さん1人100円の経費増になったことと、封筒を郵送する諸経費が発生することによる。

この変更については、来期変更する7項目の中で最も悩んだ。

今のご時世で値上げするとはいかがなものか。

企業努力で、経費増を補うべきではないか・・・と。

ただ、今の料金の水準が極めて低く、これ以上の負担増は、長期的に見て、劣悪なサービスを提供しまいかねない。

ある程度の適正な利幅を頂いてこそ、きちんとしたサービスを提供できる。

そう判断し、値上げすることにした。

言い方を変えれば、値上げをしたからには、今まで以上のサービスを提供していかなければならないということだろう。

そう考え、取り組んでいきたい。

今日は1カ月に1度、税理士の先生がお越しになる日だ。

前月、この日までに宿題として課せられていた一つに、講師の方々の給与明細書のフォーマット作りがあった。

従来は、日々のコマ数を確認して頂く用紙を配布して、給与明細書と兼ねていたのだが、もっと一般的な書式のほうが良いという指摘があったためだ。

1ヶ月間の月日は過ぎたものの、ほとんど手付かずになっていたため、早朝から手がけて、どうにか先生がお越しになる時には出来上がった。

それについて先生から助言を頂き、完成させた。

ずいぶんと時間をかけたが、これでやっと世間並みの水準になることができた。

今後も未整備なことは積極的に改善していくようにしていきたい。

3月から開講する『速読講座』の準備に向け、5台のパソコンへ速読ソフトのダウンロードを完了した。

また、導入研修前に観ることを勧められている動画マニュアルも拝見した。

1講座は30分間と時間は短いが、取り組む内容はかなり多い。

その一つ一つの目的をきちんと理解し、生徒さんや保護者へ正確に伝えられるか否かで、同じ講座でも効果が大きく違ってくると感じた。

内容をきちんと理解しないで、ただ、生徒さんに受講させるだけでは、『豚に真珠』『猫に小判』になりかねない。

逆に言うと、きちんと内容を理解し、正しい運営をすれば、生徒さんの能力を飛躍的に向上させるツールになるという感触を得た。

今までは、先生1人に生徒2人までの個別指導で、親切丁寧に説明し理解して頂く事によって、一定の評価を頂いてきた。

今後は、親切丁寧にプラスして、より早く理解して頂く能力開発も追求し、新たな個別指導を提供できるように鋭意努力し、さらに評価を高めていきたい。

来期の5項目目の変更点は英検の休止についてだ。

これは、英検の受験については、通学している殆どの学校で奨励しているためか、塾での受験率が極端に低い状況が続いたためだ。

つまり、ステップアカデミーで英検の場を提供しなくても、生徒さんは全く困らない状況になっている。

それならば、限られた経営資源を、ステップアカデミーでしか提供できないことに全力を尽くした方が良いと判断した。

なお、漢検と数検については、例年通り、年3回実施する。

来期の変更点の4項目目は封筒の配布方法の変更だ。

従来は、講師の方々に記入して頂いた学習報告書に関しては、翌月の初めに封筒に入れて生徒さんへ手渡し、請求書は翌月の授業料が確定する月半ばに封筒に入れて生徒さんへ手渡ししていた。

これを来期からは、学習報告書と請求書を同一の封筒にまとめて、ご自宅に郵送することにした。

これは、学習報告書が生徒さんから保護者の手元に届かないというご報告や、受講日の関係から、引落日までに請求書が保護者の手元に届かないケースが散見されていたためだ。

この変更に関して、迷ったのが、郵送を月に1度にするか2度にするかだった。

今までは、学習報告書を一刻も早く見たいという保護者もいらっしゃるだろうという想いから、2度に分けていた。

ただ、郵送するとなると費用負担も考慮に入れる必要が出てくる。

その負担増を考えた結果、1度にまとめて送る方法を選択することにした。

これに関しては、アンケートを通して、どちらが好まれるかを調査していきたい。

一昨日の続きとなるが、来期の3項目目の変更点は紹介制度についてだ。

従来は、紹介して頂いた方にはカタログギフトを、紹介で入塾して頂いた方には、500円の図書券を進呈してきた。

来期以降は紹介して頂いた方には2,000円の商品券を進呈し、紹介で入塾して頂いた方への進呈はなくした。

カタログギフトを止めたのは、商品の交換率が意外と低く、進呈してから数ヵ月後、まだ、交換希望のハガキが届かないというカタログ会社から連絡が来ることが多かったことに起因する。

また、紹介で入塾して頂いた方への進呈を止めたのは、通常の入塾者との整合性からしない方が良いと判断したからだ。

ところで、他塾の紹介制度の相場と比較した場合、金額的に少ないことは十分に把握している。

それを良しと判断しているのは、他塾よりも良いものを提供しているという自負からである。

ただ、その自負はあるものの、紹介制度そのものを廃止すべきだとは感じていない。

やはり、紹介して頂いた方への感謝の念は、とても強く抱いている。

その感謝の気持ちを、形として伝えたいからである。

先週末から、日本速脳速読協会から送られてきた5枚のポスターを全て教室に貼り付けた。

そして、今日から生徒さんに速読の小冊子と講座申込書の配布を始める。

今月中に速読のインストラクター研修も実施予定で、3月開校に向けて速読モードが高まってきた。

私が速読に力を入れるのは、速読が単に正確に読み解く力を鍛えるだけではなく、脳科学による『脳の特性』を利用したトレーニングだからだ。

このことを正しく理解して頂けるように努め、、全ての塾生に受講を薦めていこうと考えている。

やっと仕事に一区切りがついたと思って、今日は終わりとパソコンを閉じて、帰ろうとした時に、日課となっているこのブログの投稿をし忘れていたのに気がついた。

さて、昨日の続きだが、来期の変更点の2項目目は、「塾内テストについて」だ。

来期は中学3年生以外に変更はない。

変更する中学3年生は、6月以降、会場テストのVもぎ、またはWもぎを受験して頂くことにした。

これは、高校受験を目指すことを考えると、教室内での塾内テストより、外部模試を受験する経験を数多く持った方が、効果的だと判断したからだ。

また、早くから、多くの外部模試を受験することによって、刺激を持って頂き、できるだけ早く、受験生としての自覚を持って頂きたいという狙いもある。

そのため、最低でも4回の会場テストを受験して頂くことにした。

先日触れた来期の変更事項はそのまま7項目で決定して、保護者向けに手紙を配布した。

その中の振替授業について取り上げることにした。

振替授業は可能な限り希望を通したいというのが心情としてはある。

ただ、塾という集団で運営していくに当たり、やはりそこにはある程度の制限を設けることによって、きちんと運営し、しかも使いやすい料金体系が可能になってくる。

そこで、3点の変更点を設けることにした。

<従来1>振替授業は1教科につき月に1回(※)まで利用可能

(※)例えば、2教科受講の場合、月に2回まで振り替えることが可能

<変更後>科目ごとの週通塾回数を月の振替可能回数の上限(※※)とし、振替可能

(※※)例えば、1週間に数学2コマ、英語1コマ受講の場合、月に数学2回・英語1回まで振り替えることが可能

<従来2>(書面では)欠席したい日の前日午後9時30分までの申告で振替可能。(運営上は)当日、授業開始前までの申告で振替可能

<変更後>(文面・運営でも統一)当日午後4時までの申告で振替可能

<従来3>振替授業の変更期間は特に明記なし

<変更後>欠席した授業日より3週間以内

特に2と3については、規制強化となるのだが、生徒増や新教室の運営に支障をきたさないためには、仕方のない措置と判断した。

1月のお問合せ件数と入塾者件数が、ともに去年の4倍を記録した。

これまでは例年、1月はまだ静かな感じであったが、今年は違う。

そして、2月に入り、加速し、3日までに既に8件の体験授業が入ってきている。

例年、前半の山場は3月になるが、この勢いからすると、3月の件数はいか程になるか、今から楽しみである。

また、その期待に答えられるように、今から周到な準備をしておくことにしようと考えている。

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