2012年01月

昨日、 国立社会保障・人口問題研究所 が日本の将来人口推計を公表した。

新聞の一面は『50年後 高齢者4割』だったが、個人的に驚いたのは、15歳未満の年少人口と、経済活動の中心となる15~64歳の減少率だ。

(15歳未満の年少人口)1684万人→791万人と半減。

(経済活動の中心となる15~64歳)8173万人→4418万人と半減。

こんなに少なくなってしまうの・・・というのが率直な印象だ。

この数字からだと、学習塾は、まさに斜陽産業だ。

いや、国内で従事する企業、全てが斜陽産業というべきか・・。

本当にこうした状況が50年後に訪れるかどうかは別にして、私たちの置かれている社会は、現状のままだと、こうした未来が待っていることは間違いない。

こうした将来予想をしっかりと認識した上で、未来を見つめていくことが賢明だ。

個人的には、例え、斜陽産業であったとしても、学習塾という業界に従事し続けたい。

常に未来を託す次の世代の方々と共に歩んでいける希望のある業界であると思うから。

『速読』~訓練すれば、ある程度早く読めるようになる人もでてくる程度のもの。

と、長い間、勘違いしていたことを後悔した。

『速読』とは単に早く読めるようになれるだけでなく、スポーツにさえ、効果を発揮するすぐれものだったのだ。

速読の訓練を受けた野球経験のない60代の女性が150キロのボールをミートしている姿を見たときにはびっくり仰天した。

そして、やれば誰でも、数段に早く読めるようになるのだそうだ。

と、いうことで、来期から 日本速脳速読協会 の能力開発講座である速脳速読を取り入れることになり、今日、契約を締結した。

2月に体験授業を親子で受講して頂き、その良さを体感して頂く予定だ。

来期、運営において、7項目を変更する予定である。

7項目は以下の通り。

1.振替授業について

2.塾内テストについて

3.紹介制度について

4.封筒の配布について

5.英検について

6.施設費について

7.退塾時について

これは今期中に何度も検討し続け、最終候補としてでてきた項目である。

実は後、数項目変更するか検討したい事案があり、週末、ゆっくり考えて決めることにする。

最終的には1月の報告書をご家庭に配布する封筒に決定事項を文章で保護者宛ての手紙でご報告することにした。

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在庫がなくなるのが同時期になるのは、偶然か、必然かは分からないが、オリジナル4色ペンも在庫がなくなり、再注文したのが昨日届いた。

既に第二教室にも渡しに行った。

これから説明会に来られる方には、この新バージョンのペンを配布することになる。

実は前回のは、塾名などが書かれている部分がすぐに剥ぎ取れてしまう代物だったが、今回はそうしたことはないだろう。

そして、今回のはロゴ付きになり、少しイメージアップしたように思う。

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封筒も在庫が少なくなったため、再注文し、それが届いた。

今回は第二教室も印字されている。

実はこれまで、第二教室でも従来の封筒を使用していたため、自分の教室が印字されていない封筒を使用していた。

こうして書きだしてみると滑稽だが、個人的には気にしていなかったというか、気にも留めていなかった。

だが、見る人が見ると滑稽に見えていたかもしれないので、これでようやく普通の状態になる。

ところで、この文字入力は自分でしたのだが、間違いがないか、何度もチェックした。

チラシでもそうだが、かなりの枚数を刷るので、ちょっとしたミスや誤字も許されないからだ。

それほどのチェックをしたのに、完成したのを見ると、もっとこうしておけば良かったという箇所があった。

これは次回、修正することにしよう。

去年の6月に今日と同じタイトル「 学習報告書の再注文 を投稿した。

それによると、前々回の注文から前回の注文までに要した期間は約10カ月。

それが今回は約7カ月での再注文となり、3ヶ月間も短くなっている。

それだけ、授業数が多くなったということなのだろう。

ところで、前回の「学習報告書の再注文」の内容に、『月次報告書の電子化の検討』について触れ、次回の再注文までには実現したいということが記載されていた。

ただ、その後、第二教室の開校という個人的には大事業を始めることになり、断念してしまった。

早期に再着手したいという気持ちもあるが、第二教室の安定化を率先させるべきと判断し、今まで見送ってきている。

だが、いずれ、近いうちに着手し、他には類を見ない個別指導塾を目指していきたい。

中学受験・高校受験・大学受験とも合格通知が舞い込む季節となり、進路先が決まる生徒さんもでだした。

これまでの成果が結果につながり、本当に良かった。

ただ、ステップアカデミーの受験生で一番大きな層が、都立高校の一般受験なので、2月末まで、緊迫ムードは続く。

そうした受験の最終時期の中、一方で、去年までより、だいぶ前倒しで新規の問い合わせを頂いている。

こうした問い合わせの増加の一因は、既存の生徒さんの満足感から来ているはずである。

その満足感はもちろん成果が伴って最大となる。

あと、ひと月。

努力が結果に結びつき、既存の生徒さんの満足感を高まり、沢山の新しい生徒さんが門をたたいて頂く好循環を生むよう努めていきたい。

「就業規則」と「パートタイム就業規則」を製本し、今日から、講師の方々に配布することにした。

これで約束事がきちんと決まり、組織として一歩前進したと考えている。

また、働く講師の方々が、働きやすい環境づくりの基盤ができたようにも思う。

ただ、これがお題目に終わらないように、活きた決まり事になるように、随時見直し、現状にあった就業規則にしていきたいと考えている。

小学校では去年から、中学校では今年から、すべての教科等で 新学習指導要領 が始まる。

実に10年ぶりの大改訂になるわけだ。

ここで注目したいのは、前学習指導要領の『ゆとり教育』には多くの批判が集まったわけだが、その理念の『子どもたちの「生きる力」を育む』は踏襲している点である。

つまり、以前の『詰め込み方式』に戻るわけではなく、知識の習得と思考力の育成の両方を重視し、バランス良く伸ばしていこうという発想だ。

とても良い改正であったと思う。

その新指導要領のポイントの4つ目に、『子どもたちの「生きる力」を育むためには、学校・家庭・地域の連携・協力が必要です。』と掲げてある。

詳細には触れられていないが、学習塾に対しての期待の高まりを感じている。

ステップアカデミーとして、子どもたちの「生きる力」を育むために、どういった連携・協力ができるかを考えていきたい。

当たり前のことをきちんとする。

これは当然であるが、意外と難しい。

法人を設立してからの数ヶ月間という短い期間にもその選択を迫られることが何度となくあった。

代表例は厚生年金と健康保険への加入。

義務であるにもかかわらず、総務省の推計によると、厚生年金に本来加入すべき事業所のうち、3割程度が未加入。

しかも、よっぽど悪質な場合でないと罰則の適用はないという現状。

加入は当たり前だけどかなりの負担が増えるという事実。

就業規則の作成や日次決算の導入でもその煩雑さから選択に迫られた。

そして昨日は、償却資産の申告と住民税の給与からの引き落としの件で選択に迫られた。

これらもやるのが当たり前だと考えられるのだが、煩雑さなどから選択に迫られた。

結論としては、『当たり前のことをきちんとする』という大前提のもと、することになった。

こうした選択を迫られた場合、自分を律していないと、安易な方に流されてしまいがちだ。

その場、その時は、楽であろうが、長期に見た場合、堕落につながっていくと考えている。

これからも自分を律し、きちんと正しい判断を下せるようにしていきたい。

土曜日から第一教室の入退室連絡システムの読み取り機が不調だ。

不調といっても、カードをかざすときちんと反応はしているのだが、音が出ない。

音が出なので、完全に故障してしまい、入退室メールも送れないのかと思ったが、それはきちんと送られている。

ただ、音が出ないと、反応しているのかどうか分かりにくいため、システム会社に連絡し、代替品を送って頂くことにした。

明日には到着するということだ。

それまでは、生徒さん一人ひとりに事情をきちんと説明して、納得して利用して頂く対応方法をとっていくことにした。

ところで、こうしたIT機器はとても便利な反面、こうした不具合が生じた場合、不安が増殖していく傾向にあるように感じている。

それを払しょくするには、日ごろから、そうした事態に備え、対応を考えておくことが必要なのだろう。

昨日、センター試験があり、これから、中学受験から大学受験まで本格化する。

今までの努力が結果となって表れてくる季節になる。

体調には気をつけて万全の態勢で臨むことを期待している。

もちろん、この直前期の勉強への取り組み方によって合否は大きく変わる。

ぜひ、ステップアカデミーの教室という空間を、そして、講師の方々を大いに利用し、活用し、力をつけて頂きたい。

そして、希望の進路に進めることを切に祈っている。

なぜ仕事をするのだろう。

生活の糧。

もちろん、これも大きな動機だろう。

ただ、それだけではあまりにも悲しい。

仕事を通して、人の役に立ち、自分の存在価値を高め、社会に貢献していく。

これがあるべき姿であると考えている。

そうした気持ちで仕事に取り組めていないとしたら、例えどんなに社会的に高い地位にいようとも、充実した日々を送ることはできない。

逆に社会的に誇れる立場にいなくても、受けた仕事に対して全力を尽くし、きちんとこなすことによって、周りに貢献していることに喜ぶを見いだせられるならば、充実した日々を送れるだろう。

そして、どちらかの姿勢を周りの人たちは見て、良しにしろ、悪しきにしろ、影響を受ける。

特に次代を担う子供たちへの影響は計り知れない。

一人ひとりの心の持ちようが、今の社会を、そして、将来をも、変えていく。

こうした考えを一人でも多くの方々に賛同頂けるように、微力ながら全力を尽くしていきたい。

年初に当たって「月次決算の実現に着手~」ということを掲げたが、きちんとするには日次決算をしていくべきだと考えるに至った。

考えてみれば、その日にあった金銭的な流れをきちんとその日に正確に把握しておくことは当然なことだ。

当たり前のことを当たり前にしていく、その積み重ねが、将来、大きな財産となって会社に残っていくはずだ。

その習慣が、企業風土となり、社会に大きく役立つ器に成長していくのだとも考えている。

今年もまた年始恒例の「塾教育総合展」に参加した。

毎年ほぼ同じメンバーの出店ではあるが、それでも行ってみると新しいことがある。

今回は昨年から採用した入退室連絡システムの会社代表といつも電話応対して頂いている窓口の方と面識を持てたことだ。

また、毎日使わして頂いている学習システムの来月からの新バージョンを説明して頂いたことも行った成果だろう。

他にも普段はなかなかお会いできないが、この総合展で年に1度お会いできるのも楽しいものだ。

そして、今年もまた、多くの配布物を頂いてきたので、この中から自分の感度にあった情報をつかみ、今後の成果につなげていきたい。

昨日で冬期講習が終了した。

受験生の中には昼に2時間程度の休憩があるとはいえ、朝の9時から夜の9時半まで勉強ずけになった生徒さんも多くいた。

この経験を自信に変え、目標突破に向け、これからラストスパートをかけて欲しい。

ところで、この教室運営にあたり、私は生徒さん達より2時間以上前に来て、2時間程度遅くまで、教室にいる。

就業規則を作るに当たり、最近、勉強している労働基準法に準じれば、私が労働者であれば完全に違法となる労働時間である。

今までは、こうしたことは当たり前と考えてきたが、会社として、運営するに当たり、社員にこうしたことを求めるのは常識的ではない。

働きやすい環境づくりを構築していくためにも、法律に則った労働時間にしていかなければならない。

そのためにも、私自身が変わらなければならない。

個人の力ではなく、みんなの協力のもと、適正な時間内で教室運営ができる体制にしていこう。

生徒数が増え、教室が増え、従来、自分だけで判断できたことができなくなりつつある。

そこで、来期に向けて、それらの事象を洗い出し、改正しようと考えるに至った。

1月中に改正事項を決定し、2月には保護者や生徒さんに公表できるようにしていきたい。

早速、第二教室長のH先生に改正事項案を渡し、意見を求めることにした。

今期以上に来期を充実するためにも、現状に即した体制に整えておくようにしていきたい。

ただ今、就業規則の作成の最終段階になってきた。

この段階になって、労働時間についてある考えが浮かんできた。

学習塾という業種的性質上、繁忙期が講習期間になる。

このため、講習期間に労働時間を長くする就業規則にしておきたいと。

調べていくと、『年間を通しての変動労働時間制』を採用するのが得策だと判断するに至った。

通常の労働時間と違うため、法律に則ってするには、煩雑な処理をしていかなければならないらしい。

だが、きちんとした約束事を社内的に整えていきたい。

そのためには、できることはやり遂げるようにしていきたい。

そうしていくことによって、働きやすい環境が整えられていくと考えている。

今日は特にメールをよく利用した。

・来週の月曜日が祝日だが開校するという全体メール

・漢検の試験時間が決まったので、参加者全員へのメール

・税理士の方との就業規則などについてのメール

・カタログギフトを発注するためのメール

・チラシの印刷会社への発注のためのメール

・チラシの折込会社への発注のためのメール

・HP更新依頼のためのメール

・第二教室長との業務報告について10回程度のメール

・新講師の方の紹介文についてのメール

・保護者の方々からのご依頼などの応対メール

・漢検からの申込についてのメール

などなど、迷惑メールを除いて、50件以上の送受信をしていた。

本当に便利になったものだ。

メールやインターネットがなかったら、今の業務量の何分の1しか仕事をこなせていなかったはずだ。

ドッグイヤーという、IT業界の技術進化の早さを、犬の成長が人と比べて速いことに例えた俗語があるが、技術進歩だけではない。

利用するものと、しないものでも同じような差となって表れているはずだ。

この利便性を有効活用し、快適で魅力的な教室作りに邁進していきたいと考えている。

日本には400万社以上会社があるそうだが、100年以上となると、約10万社。

200年以上となると約3,000社。

この数は世界的にみると驚異的に多い。

なぜなら、世界の200年企業は約7,000社であり、半分近くが日本企業であるからだ。

参考だが、アジア諸国には日本以外には中国に9社、インドに3社のみ。何と、韓国には0だそうだ。

そして、500年以上となると日本では39社、。

さらに「千年」以上となると日本では7社。

株式会社ステップアカデミーが産声を上げてまだ、3か月強。

「千年」とは気の遠くなる話しだ。

だが、どんなに歴史が長くても必ず最初がある。

逆説的にいえば、どんなに歴史が浅くても千年企業になれる可能性はあるのだ。

そして、日本という長寿企業を生みやすい恵まれた環境の中でなら、他のどこの国にいるより可能性は高いはずだ。

目指そう!千年企業を。

そのために何をするべきか、深く、広く、模索しよう。

その願いがかなえられれば、千年先の未来の人々にも役立つ器を築き上げられるのだから。



<創業1000年以上企業ランク>

1.金剛組(建築・創業578年・旧社は2006年に破産し現在は高松建設グループとして存続)

2.慶雲館(旅館・705年)

3.古まん(旅館・717年?)

4.法師(旅館・718年)・・ギネスブック認定の世界最古ホテル

5.田中伊雅仏具店(仏具・885年頃)

6.中村社寺(建築・970年)

7.一和(餅・1000年)

年初に当たり、例年通り、この1年の抱負を記していくことにしよう。

昨年、個人事業主から法人へ、単一の教室から店舗展開へと転じ、新たな事業形態となった。

この大きな変化をチャンスととらえ、最大限に活用し、学習塾の業態の中で、地域に、社会に貢献していきたい。

そのためにもっとも必要なことは、なぜこの会社が存在し、運営されているかの答えとなる経営理念である。

その中核を作り掲げ運営していく元年としたい。

また、法人としてのしっかりとした枠組みと多店舗経営の運営作りの構築を進めていきたい。

具体的な取り組みとして、昨年から就業規則の作成・退職金制度の構築・月次決算の実現に着手しているが、早期に完成し、運営を始めたい。

ところで、昨年10月に開校した第二教室に関して、今後予想される生徒増員にあたり大切なことが、優秀な講師の獲得である。

そのためにも従来以上に働きやすい職場環境の構築に取り組んでいきたい。

その結果として、第一教室と同じ高いクオリティーを提供できると考えている。

また、IT分野にも積極的にチャレンジしていきたい。

以上の取り組みを着実にこなすことによって、実り大きな年にしていきたい。

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