2011年10月

宿題をきちんとし、小テストに合格すると、その都度、ポイントを貯まるようにしているが、集計し、管理するのは手作業である。

集計は月末に締めて、月初めには、システム上、反映しているようにしている。

この手作業に要する時間がかかるため、月末と月初めはいつも大変な思いをしてきた。

特に月末最終日と月初めの間に休みがないケースは月初めまでには終わらないのではと不安に思うことも少なくなかった。

少し前までは・・・。

厳密にいえば、入退室管理システムを新しくする前までは・・。

このシステムを導入したことによって、その不安が一挙に解消された。

今回は月末最終日と月初めの間に休みがない嫌なケースなのだが、既に、今日、授業のあった生徒さん以外の集計は終了した。

また、このシステムによって、第二教室のポイント付与についてもきちんと把握することができるので、距離的な不安も解消された。

これもITの威力だ。

これからも最新技術を積極的に導入し、生徒さんと向き合う時間を増やしていきたい。

今日から学校のチャイム「キンコンカンコーン♪」がステップアカデミーでも流れるようになった。

ずーと前からの願望だったので、実現できて何よりだ。

具体的には、授業の開始時間と終了時間に合わせて正確にチャイムが鳴る。

これは現在、使用している店舗向けBGMサービスを運営している会社に頼んで作って頂いた。

ただ、実際に流れてみると、思っていたよりもかなり音が小さい。

というよりも、意識していないと分からないぐらいだ。

生徒さんに聞いても分からない子が多かった。

これでは意味がない。

音量を調整して頂くように依頼した。

そうはいっても最初の記念すべき一歩だ。

改善して教室運営に役立てていきたい。

昨日の天声人語では世界の人口が70億人に達し、2050年には93億人になり、この地球がもつのだろうかと心配する記事が掲載されていた。

一転して今日は、一面に日本人の人口減について掲載され、少子化対策が急務であることを訴えられていた。

どちらも切実な問題には違いないが、同時期に全く反対方向の問題を取り上げられていることが興味深い。

このことを、少し違った観点から推測すると、世界中の経済発展が一段落すると、人口は減少に転じていくのではないかということだ。

日本がそうであったように。

そう考えると、日本は世界の一歩先を歩いている。

これまでの世界は、人口増であり続けたので、基本的には、経済的に常にインフレ状態で、発展が続いた。

今後もしばらくはこの傾向が続くだろう。

だが、私の推測通り、人口減に転じる時期が来れば、日本は世界のモデルケースになる。

少子化対策として、移民政策も議論にあるが、従来のような、経済成長して豊かになることによって、国益を守るという考えは、長期的な世界の流れに反しているように思う。

人口減でも豊かになる方法は、教育の充実であることは言うまでもない。

教育水準が今以上に高まれば、従来のような経済成長なくても、一人ひとりが平和で豊かに暮らせる世の中を実現できるのではないだろうか。

そのモデルケースとして、日本が世界に先駆けて取り組み、世界の手本となるように努めることが正しい国づくりではないかと思う。

先日、ある青年ビジネスマンから「自分の才覚で全てを決められる自営業者は羨ましい」と言われたので、「隣の芝生は青く見えるもの」とその時は返した。

その会話を通して、この数日、仕事観について考えたので記しておくことにした。

福澤諭吉が「人は生まれながら貴賎上下の差別ない。」という言葉を残したが、仕事においても、私は上下の差別はないと考えている。

確かに、社会的な見地からは、人に羨ましがられる職種、または、その逆もあるだろう。

ただ、それは大したことではない。

大事なことは、今、目の前にある仕事に全力で取り組むことができるか否かだ。

全力で取り組めれば、自分にとってかけがえのない誇りを持てる仕事になり、充実した時間を過ごすことができる。

そして、結果として、(私自身はそのことに対して価値を見出してはいないが)、他に人からも一目置かれた存在になり、次のステージに進めることになる。

一方、もし、逆であったならば、社会的にどんなに羨ましがられる職種についていても、心理的には奴隷状態かもしれない。

では、今、従事している仕事に全力で取り組めていないとしたら、どうすべきか。

『隣の青い芝生』を探しに行くか。

ただ、『青い芝生』は簡単には見つからない。

私の見解としては、現職に全力を尽くす努力をすることだと考えている。

その努力が実を結ぶ時、そこが『青い芝生』になるだろう。

ところで、私の半生を振り返ってみると、最初、10数年間就いた職は社会的にはある程度認められてはいたが、充実した時間を過ごせていたとはひいきめに見ても言えなかった。

その後、『隣の青い芝生』を探し求めたわけではなかったが、社会的な情勢もあり、その職を離れることになった。

多少の休憩時間を経た後、現職に就くことになったわけだが、今は、天職を得た気持ちで充実した日々を送ることができている。

そうした経験からすると、『隣の青い芝生』を探し求めることを奨励しそうだが、決してそんなことはない。

この職につけたことが偶然であったのか、必然であったのか、私自身、分からないのである。

一度、決めた職はそうやすやすとは変えるべきではない。

私がこの経験で学んだことは、仕事を選択する際、決して、社会的や金銭的な見地からではなく、仕事の中身をよく検証することがとても重要であるということだ。

話を元に戻そう。

天から与えられた仕事に全力を尽くすことによって、充実感や達成感を感じることができるようになる。

決して、『隣の青い芝生』を探し求めるのではなく、目の前の仕事に全力を尽くすことを心掛けることが賢明であると考えるのである。

午前中、映像授業の会社の方々が、自社の「学力トレーニング」(プリント学習)のシステムを説明しに来られた。

ステップアカデミーでは長い間、他社のプリント学習システムを利用しているのだが、それと比較検討しようと考えたからだ。

システム担当の方を含め3人も来られたので、とても力を入れられているのだなと最初は感じた。

だが、自社のシステムの説明はそこそこにライバル会社のシステムの機能について細かく聞かれた上、内臓している機能説明をUSBメモリーに納めていかれた。

結局、今日の時点では「学力トレーニング」の機能を見ることなく帰っていかれた。

もしかしたら、今回の真の来訪目的はライバル会社のシステムの情報入手であったのかもしれない。

それはともかく、私の立場としては、良い商品を提供して頂く事を願うのみである。

東京を代表する会場模試『垢發』を主催する会社の「高校進学説明会」に行った。

今年は大きな変化がない年であるが、資料に基づく説明を聞いていると頭の整理に役立つ。

最新の資料を頂いてきたので有効に利用していこうと考えている。

ところで、在籍している受験生の生徒さんもこの時期になると皆、真剣だ。

この生徒さんにより良い情報を提供し、一人ひとりに最適な進路指導ができるように最善を尽くしていきたい。

整理整頓についてはこのブログで何度も取り上げている。

それだけ気になっていて、なかなか完全にできていないという証しだ。

毎日膨大な情報量が流れてきて、必要に感じると、「とりあえず」ということで、保管してしまう。

その保管場所がきちんと整理できていれば問題ないのだが、つい、机の上に積み上がってしまう。

特に夏期講習から第二教室設立準備にかけ、このところ、忙し過ぎ、整理整頓が後回しになってしまった。

今日、久しぶりに積み上がった書類の整理に取りかかった。

1日ではどうしようもない膨大な量だったが、それでもだいぶ落ち着いた。

ところで、パソコンの中には、フォルダーがあり、整理整頓しやすい。

もし、パソコンが存在していなかったら、と考えるだけでぞっとしてしまう。

パソコンの外に出ても、簡単に整理整頓できればいいのだが・・・。

ステップアカデミーでは宿題をきちんとするとポイントが貯まり、それに応じて商品券やグッズがもらえる。

少し前までは、図書券やマックカードなど6品目程度の商品券から選んで頂いていたが、最近、他にも色々なグッズを選択できるようになった。

シャーペンやマグカップなどの小物から、沢山ポイントを貯めて、自転車や電子辞書を選択することもできる。

新商品が選択できるようになった最初のうちは、色々な商品希望があったが、最近は断トツで図書券が人気だ。

元々、開校以来、ポイント交換の第一人気は図書券であったことを考えると、当然ともいえるが、これだけ多くの商品が選択できても、不動の人気だ。

実は、新商品導入する時、図書券はその中に含まれていなかったのだが、今までの経緯を考慮して、特別に交換できるようにした。

これからも、生徒さんのニーズをくみ取り、柔軟に色々な商品を取り入れるようにしていきたいと考えている。

第二教室長との連絡にメールを多用している。

1日に10回以上はやり取りしている。

特に事務上の手続きには慣れていないところもあるので、マメに連絡を取り合い、ミスができないように気をつけている。

第二教室が開校する前は、こんなにメールが重宝するとは思わなかった。

教室を離れて運営することで一番危惧していたのが、目が行き届かない事であったが、メール連絡をきめ細かくすることによって、まるで、同じビルの中にいるような感覚で運営できる。

これを可能にしてくれているのも、第二教室長がとても丁寧に対応して頂いているからだと感謝している。

三カ年の事業計画書を月次で作成してみた。

事業計画のないことを「羅針盤のない船」という例えある通り、経営においてはとても大切なことだ。

ただ、正直な話、以前は紙の上の空論ににしか思えなかった事業計画。

それが、5年も運営を続けていくと、毎月の生徒さんの増減から広告宣伝費を初めとするコスト面の推移もある程度正確に読み取れるようになってきた。

こうなってくると、事業計画書をつくる意義も高まるし、差異分析も意味深くなってくる。

まだ、始めたばかりなので、修正箇所も数多くあるかもしれないが、継続することによって、精度は高まっていくはずだ。

その繰り返しにより、経営基盤も安定し強固になっていくと考えている。

その結果、多くの生徒さんが集まるようになったステップアカデミーが、より安心してご利用して頂けるようになるであろうとも考えている。

この周辺の公立小・中学校は2期生ということで、先週末に終業式があり、通知表が渡された。

ステップアカデミーでは、生徒さんの学校での学力状況を把握したいので、通知表のコピーの提出をお願いしている。

早い生徒さんは先週末に、そして今日も多くの生徒さんが通知表を持参してくれた。

この通知表は担当講師にも見てもらい、今後の指導に役立てて頂くことにしている。

ところで、そうした時期ということもあり、今日は入塾希望者や体験授業の申込や飛び込みの塾の説明希望者が相次いだ。

去年もこの時期、入塾者が多くなったので、今年も同じ傾向が予想される。

法人設立の手続きについては、ほとんど全てと言って良いくらい税理士さんにお任せし、期待通りに滞りなく済ませて頂いた。

定款も出来上がり、登記簿謄本や会社の印鑑証明も入手できる状態になった。

その間、第二教室の準備で慌しく、なかなか手が回らなかったが、今週になり、ある程度落ち着き、やっと、法人設立したことによる事務上の処理に着手する時間が持てるようになった。

銀行の法人口座が個人とは違い、すぐに作れるものではないことも初めて知ったが、昨日、その法人口座も出来上がった。

今日は、法人化に伴う雇用保険関係や求人関係の変更以来のため、ハローワークに行った。

案の定、1日では完了できず、来週再度訪問することになった。

これからしばらくの間、こうした事務上の処理に追われそうだが、教室運営に支障のないように、十分注意して行っていきたい。

最近の話題の一つとして、定年の引き上げの話しがある。

60歳を65歳、いや68歳に延期しようということらしい。

いまや、平均寿命で80歳、近い将来100歳位まで引きあがるかもしれない。

そんな時代であるから、60歳台はまだまだ中堅どころといってもおかしくない。

実際にそうした世代の方々とお会いしても、元気な方々が実に多い。

まだまだ現役でいて頂きたい方が大勢いる。

私としては大いに活躍して頂きたい。

実はステップアカデミーにもこうした世代の方々が講師としてご応募頂くケースが増えている。

生徒さんにとって魅力的で、経験豊富で教務力が高い方ならば、積極的に採用していこうと考えている。

それが今後の社会の在り方であるはずだから。


<定年、65歳まで延期求める 厚労省研究会が報告書案>

 厚生労働省の「今後の高年齢者雇用に関する研究会」は7日、年金の支給開始年齢の引き上げに伴い、企業に義務付けている定年を現在の60歳から65歳に延ばすよう求める報告書案をまとめた。厚労相の諮問機関である労働政策審議会に今秋、提出し、来年の通常国会で高年齢者雇用安定法の改正を目指す。

 会社員が加入する厚生年金は2001年度から、支給開始を60歳から65歳へと段階的に引き上げている。13年度以降は、定年後も働けないと無年金・無収入になる期間が発生する人が出始める。そのため、年金を受け取るまでの雇用確保が課題となっている。

 研究会は報告書で、定年延長の時期について、(1)基礎年金にあたる定額部分の支給開始が65歳になる13年度に、定年も65歳にする(2)現役時代の収入に応じた報酬比例部分の支給開始が13~25年度にかけて段階的に引き上げられるのに合わせ、定年も段階的に引き上げる――ことを提案する。
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『人身事故のため、電車が全く動かない』という連絡が講師のG先生から4時過ぎに入った。

今日の授業の講師で電車を利用しているのは4名。

1人は早めに教室に来ていたこともあり、大丈夫であったが・・・。

しばらくするともう一人から同じ内容の連絡が入る。

もう1人からは連絡はないが、同じ状況であることは容易に察しが付く。

そこで、5時から始まる授業の2組の生徒さん宅には連絡を入れ、事情を話し振替えて頂き、1組は他の講師の方にお願いすることになった。

ただ、5時直前、連絡がなかった講師の方が、教室に飛び込んできて、どうにか予定の授業をこなすことができることとなった。

次の授業には電車の遅延で遅れたしまった講師の方々も到着して、通常通りの授業が始まった。

ところで、こうした電車の乱れはこれまであまり記憶にない。

最寄りの光が丘駅は都営大江戸線の最終駅であるが、中央線とは違い、そうした事故が少ないということなのだろう。

もし、遅延が発生する割合が多い線を講師の方々が利用していたならば、こうした事態がもっと頻繁にあり、それに対する対策ももっと練らなければいけなかっただろう。

今日は一人の講師が担当している6人のうち4人が風邪などの体調不良でお休みだった。

他の講師の方々が担当している生徒さんたちのほとんどは、来られていたので、ちょっとした珍事だ。

ところが、よく聞くと、来てくれてた生徒さんの中にも、風邪を引いていたり、昨日まで寝込んでいたという生徒さんが結構いた。

やはり、ちょうど季節の変わり目に差し掛かり、体調を崩しやすくなっているのだろう。

特に受験生はこれからが追い込みなので、体調には十分注意して頑張って頂きたい。

今週初めから開校5周年アンケートを保護者用と生徒用をそれぞれ配布している。

既にアンケート結果を提出して頂いている方もでてきているが、大半はこれからだ。

できるだけ多くのアンケートを回収し、今後の運営に役立てていきたい。

ところで、アンケート内容は毎年、ほぼ同じものを繰り返している。

これは回答結果の傾向にどのように変化があるかを観るためである。

今までの傾向は常に良くなっていたが、今年も同じ傾向が続く事を祈っている。

もし、そうならなかった時には、その原因を分析し、改善していくようにしていこうと考えている。

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第二教室に電飾スタンド看板が届いた。

通塾時間帯は夜で暗いので、迎える玄関先は明るくしたいという気持ちから購入したが、想像していたよりも立派で大満足だ。

これからはこの電飾看板を目印に第二教室を訪れる方も多くなるに違いない。

第二教室が今月から開校したが、第一教室での活況は嘘のように第二教室はがらんとしている。

この様子は、まるで創業当時のようだ。

あの時もがらんとした教室の中で、来て頂いた生徒さん一人ひとりに精一杯指導してきた。

最初の月が2人で10人を超えるようになるのに半年もかかった。

それでも丁寧に指導し続けていたら、いつの間にか生徒数は増え続け今に至る。

第二教室でも同じ精神で臨みたい。

ただ、創業当時と同じでばかりはいられない。

当時と比較したら、地域での知名度も違うし、教室内の施設(環境)も断然、充実している。

今までに培ってきたノウハウをいかんなく発揮し、第一教室同様に生徒さんで一杯になるように努めていきたい。

人は良くも悪くも変化する存在だ。

何も考えず、惰眠をむさぼり続ければ、どんなに優秀な人でも、知らないうちに悪く変化してくるだろう。

かたや、日々、夢を持ち、目標をたてて前向きに取り組み続ければ、年齢を問わず、いつの間にか良く変化していくだろう。

このように最終的には、自分の中の気持ちによって、人は変化していく。

ただ、外部環境の影響も大きいことに疑う余地はない。

特に、子どもたちは周りの大人たちの生活行動や考え方によって、大きく影響される。

そうした観点において、ステップアカデミーという存在が、少しでも大きく、良い変化を与える媒介となりたいと考えている。

つまり、『ステップアカデミーとの出会いによって、こんなに自分がよく変われた」と心の底から思って頂けるような存在になりたい。

そのために、何ができるか、組織として、個人として、一つ一つの案件を通して、じっくりと考えて行動していくことにしよう。

ステップアカデミーは本日、創業5周年を迎えた。

そして、より、社会に貢献する目的で、法人化することにし、株式会社ステップアカデミーが産声をあげることになった。

あわせて、第二教室が開校し、新たなステージを迎えることになる。

ところで、毎年、○周年を迎えるたびに、創業からのことをあれこれと回顧してきたが、今年は忙しすぎて、過去を振り返ることも無かった。

ただ、今日に限っては、創業からのことが頭をよぎる。

本当に色々なことがあったが、とても有意義な時を過ごすことができた。

その過程において、常に考えてきたことは、来てくれる生徒さんの立場に立って、何が一番、役立つかであった。

あれやこれやと試行錯誤を繰り返し、5年間の時が過ぎ、今日に至った。

世の中はこの間、常に不景気であったが、ステップアカデミーは順調に成長することができた。

その要因を1つ挙げるとするなら、ステップアカデミーの理念に賛同してくれた人々に支えられ続けたことに他ならない。

これから、法人化し、店舗展開が始まるに当たり、通塾してくれる生徒さんは無論のこと、保護者の方、講師の方、社員の方、地域の方に、従来以上に、貢献し、役立つ存在になっていきたい。

そのためにできることを、今までと同様、試行錯誤を繰り返し、最良にして、最高のものを提供するように努めていこうと考えている。

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