2011年04月

明日からゴールデンウィークだ。

ステップアカデミーも明日から5月5日(木)まで休校となる。

今年は家族でディズニーランド&シーと沖縄の久米島に行くことになった。

本来なら以前から計画していたハワイ旅行の予定であったが、震災のあまりにも衝撃的な現実の前に、震災後すぐにキャンセルした。

当時は日本人として喪に服す行動をとることが当然とも考えたのだが、その後の世相の変化も手伝ってか、心境も変化してきた。

あまりの自粛はかえって世のためにも自分のためにもならない・・と。

多いに仕事し、多いに休もうではないか。

今日の天声人語にも松尾芭蕉や兼好法師を引用して、旅の勧めをしている。

一人ひとりが元気であることが復興を早めるのだ。

自分が何をできるのかを振り返ってじっくりと考えるのにもこの大型連休は良い機会となる。

良く考え、リフレッシュし、連休後の仕事に活かしていきたい。

今月の開校日は後1日を残すのみとなったが、月間の入塾者数が過去最高となった。

また、大型連休前というのに、今だにお問い合わせが多い。

これらは前月の震災の影響で見合わせていた方々が動き出した表れなのだろう。

来月もそうした動きが続きそうだ。

こうした時期に門を叩いてくれる方々のご期待にお答えできるように誠心誠意尽くしていきたい。

商圏とは「ある商店・商店街などが商取引を行う地域的範囲」のことである。

一般的に、学習塾の商圏は、半径1km~1.5kmといわれているそうだ。

ただ、個人塾の場合、半径500mぐらいが妥当だという話しも良く聞く。

そう言われている中、ステップアカデミーには半径2キロ程度のところから通塾して頂いている生徒さんが結構いる。

中にはもっと遠くバスを使って通塾してくれている生徒さんもいる。

とてもありがたく感謝している。

もっとも、通塾する生徒さんたちにとっては500m以内での通塾が理想であろう。

その理想を追求するには半径1km程度のところに店舗展開していくことだ。

ただ、距離が保たれていればどこでも良いというわけにもいかない。

それは有能な講師の方々に集まって頂くためには駅前に教室を構える必要があるからだ。

まだ、店舗展開は妄想の域を脱しないが、近い将来を見据え、いろいろなことを検討していきたい。

教育というマーケットはとても広いので、様々な方々が色々な視線で研究開発し、優れた商品を開発している。

ステップアカデミーではそれらの中から生徒さんのためになるものを積極的に採用してきた。

今、思いつく限り、絶対に導入しなければいけないと考えられるコンテンツは全てそろったと思う。

これからは、それらのコンテンツをいかに有効活用し、生徒さんのために役立てていくかを深く掘り下げて研究していくことが大切なのだと考えている。

また、それと並行して、常に新たな商品を探し、従来の商品と比較検討していくことも大切であると考えている。

そうすることによって、他塾と同じコンテンツを使っていても、オリジナリティーのある授業(商品)を提供していくことができるのだと思う。

ステップアカデミーでは基本的に最初に教えた先生がずーと担当することにしている。

例外としては、生徒さんや保護者からのご要望で変わることがあるが、こちら都合での交代はしないようにしている。

以前はこちら都合での交代をしていたことがあった。

それは次のケースだ。

ステップアカデミーでは1対2の希望者が多いのだが、一緒に勉強している相手方が時間変更するなどしていなくなってしまうことがある。

相手方がいなくなると、1対1になるので、他の生徒さんと組んで頂くことに伴う、担当先生の交代だ。

これはシステム上は仕方ない面もあり、ご家庭のご理解も得られやすいのだが、できればしたくない。

やはり、同じ先生が長く受け持った方が生徒さんのためになると思うからだ。

そのため、最近は、1対1のままで受講して頂くことにしている。

それがどうしてできるかといえば人が集まってくれるからである。

少し待っていると、空いた所に希望者が来てくれる。

このことは、ステップアカデミーのブランド力を自然と高めてくれる。

これが継続してできるようにあらゆる面で鋭意努力していきたい。

4月9日に実施した塾内テストの個人成績表が昨日届き、生徒さんに渡し始めている。

その日に受験した生徒さんは先週、テストの見直しを担当講師にして頂いている。

その次の週に個人成績表が届くのでとても流れが良い。

これも自塾で採点することにした効果だ。

ところで、この生徒さんに渡す作業というのが思ったより負担になる。

例えば、今日だけでも、個人成績表の他に、5月のお月謝の請求書(全員)、漢検ジャーナル(全員)、そして合格もぎ資料一式(中3)がある。

負担に感じるのは、集団授業とは違い、誰に渡したかを管理する必要な生じるからだと思う。

これらを漏れのないように、しかも効率的に渡すために、講師の方々にも協力して頂いている。

配布物一つとっても、協力して業務に取り組むことの大切さを感じている。

常々、私はご家庭からご意見やご要望を頂くことをとてもありがたく感謝している。

そのことにより改善しご期待に添えられれば、ご家庭との絆を密にすることができるからである。

それがこのたび、「要望を何度となく伝えたにもかかわらず、応じてもらえなかった」という理由で退塾の意向を頂いた。

とてもショックだ。

というのも、ご要望を頂いたこと自体を私が認識していなかったからだ。

誠に申し訳ないと同時にとても恥ずかしく思っている。

なぜ、ご要望を頂いたことに気がつかなかったのか、他にもそういったことがなかったかを自分自答していきたい。

そして、このようなことは2度と起こさないようにしていきたい。

今の時代、誰でも知っているスキャナという機能。

教室にあるコピー機にもその機能が付いているが今まで活用していなかった。

これを利用すると、学校別過去問を保存するのにとても便利そうだ。

前々から概念的には分かっていたものの、実践してこなかった。

今日、過去問をスキャナ・保存してみると、思っていたよりも便利に使えそうだ。

今年からは全ての学校別過去問をスキャナして保存することにした。

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このところ、ステップアカデミーを何で知ったかというアンケートに『看板を見た』と答えて頂く方がでてきた。

昨年末にした看板を新しくした効果が出てきたようだ。

ところで、教室前にある電柱広告の看板が4年ぶりに新しくなった。

ロゴを入れたり、言葉を変えたりしたが、新しくなったことにほとんどの人が気がつかないマイナーチェンジである。

それでも個人的には気になる個所を修正できて満足だ。

Z会の映像コースを導入することにした。

Z会の映像は確かな実績を持つZ会のテキスト教材がベースになっている。

この実績と伝統はとても魅力的だ。

これで映像授業は@will(アット・ウィル)、Neo-Syudy(ネオ・スタディー)、Z会から生徒さんは自由に選択することができる。

ぜひ、自分にピッタリな映像授業を見つけて頂きたい。

ただ、ステップアカデミーとしては、この先、単に映像授業を生徒さんに視聴して頂くだけでなく、各社の映像授業を深く研究し、生徒さんのために最大限に活用できるようにしていきたいと考えている。

例えば、映像授業を受講した後に、分からない箇所、疑問に思う箇所を個別指導で理解を深めるスタイルにしても、やり方によって効果は全然違うだろう。

映像授業を生徒さんの学力を伸ばす有効な道具としてフル活用できるように知恵を働かせていきたい。

この時期になると通学している学校の年間行事予定表を生徒さんに提出して頂いている。

それによると、案の定、第1回漢検の受検日、6月4日(土)が運動会の開催日になっている小学校・中学校が結構あった。

「案の定」と記したのは、例年そうであるからだ。

そのため、実施時間を運動会が終わった後でも受検できる夜の時間帯で行ってきた。

ただ、今年は例年と異なり土曜日も通常授業がある。

そのため、時間帯の設定に多少悩んだが、できるだけ多くの生徒さんに参加して頂きたいので、例年通り、17時以降に行うことにした。

詳細はこれから決め、全員に連絡することにする。

4月の募集状況は順調で、前年同月比較でちょうど2倍のペースで推移し、既に、前月、3月の入塾者数を上回ってきている。

地震の起きる前月の2月も今月と同じペースだったことを考えると、もし、例年、年に1番入塾者数が多い3月にあの大地震がなければ、今頃は満員御礼になっていたかも・・・。

今のところ、観光業界を初め、景気減速に歯止めはかかっていない状況の中、回復基調が鮮明になってきた。

このことは、他の追随を許さない最高のパーソナル・サービスの提供を目指してきたことが地域に認知されてきた証しだと考えている。

これからも、期待に答えられるように誠心誠意努力していきたい。

先週末、実施した塾内テストの採点を実際にしてみた。

「案ずるより産むが易し」とは良く言ったもので、思っていたよりずーと楽だった。

受験した中1・中2の生徒さん、全ての採点ができたので、今週から答案用紙を返すことができている。

さらに、受講科目については、担当の先生から解説して頂いている。

「こうあるべきだ」と思っていたことが、見事に実現することができた。

ただ、いささか不思議な感覚だ。

と、言うのも、今までは数週間しないと戻ってこなかった答案用紙が翌週には返却できているのだから。

この時間短縮は塾内テストの価値をとても高めてくれる。

これからも不可能とあきらめることなく、理想を追い求め、「こうあるべきだ」を実現していきたい。

大地震発生から1カ月が過ぎた。

ご存じのとおり、その間、日本には歴史的な天災・人災、もろもろなことが起き続けた。

その過程でみんなが自分に問いかけたはずだ。

「今、自分にできることは・・・」と。

その結果、多くの日本人の人生観に大きな変化をもたらしているはずだ。

私が一番感じるのが、日本人としての一体感。

これが単一民族の強さなのだろう。

日本人、一人ひとりが強くなっている。

先ほども、小さいとはいえない地震があったが、授業中の生徒さんは決して騒ぐこともなく、勉強をし続けていた。

我々、日本人が天災に打ち勝つためには、日々の生活で混乱することなく、冷静に対処し、一つ一つの課題を乗り越えていくことだ。

今の子どもたちは、ある意味、どの世代の子どもたちよりも大変な時代に遭遇している。

だが、それだけに、強い日本を作れる世代でもあるはずだ。

そのためにも、我々の世代が、見本となるようなたち振る舞いをしていきたい。

そして、過ごしやすく安心な国を次の世代に渡せるように、微力ながら貢献していきたい。

あれから、1カ月。

短期的には日本の試練は始まったばかりだろう。

だからこそ、前述のような大局観を持って乗り切っていきたい。

今日と来週の土曜に第1回塾内テストを実施する。

今日は午前中が中学1年生、午後が中学2年生となる。

また、このブログでも触れたとおり、今回から下記の2点が変わる。

1、試験範囲表と実力強化問題集を事前に配布する。

2、採点を自前で行う。

常により良いものを追求していることもあり、塾内テストひとつとっても、度々、色々なことが変わる。

採用した業者も何社も変えている。

ただ、現在、採用している業者の方が、「一度、弊社を採用して頂くとほとんどの方が長くご利用して頂いています」という言葉に偽りはないようで、今までの中でダントツに利用しやすい。

その利用のしやすさのおかげで、塾内テストを通しての予習・復習の指導が可能となった。

良い業者とめぐり合えてとてもよかった。

塾内テストの採点方法を今期から変更することにした。

具体的には業者にお願いしていたのを、ステップアカデミーの先生にお願いすることにした。

そのため、テスト結果をすぐに把握できるようになり、テスト日の次の個別指導の授業で、復習が可能となる。

そのことによって、従来よりも意義のある塾内テストとなる。


また、個人成績表や志望校判定表は後日の配布にはなるが、従来よりも早く業者から帰ってくるようになる。

至れり尽くせりの変更となるが、それを可能になったのも、経験豊富な先生たちが在籍して頂いているからである。

最近、保護者などに配布する資料などはT先生にチェックして頂いているが、『入塾案内書』は今までチェックを受けたことがなかった。

このたびチェックを受けると指摘事項の多いこと。

そこで、指摘事項を修正した上で、自分でも再度、1からチェックし直してみると、訂正したい事項がいくつもでてきた。

『入塾案内書』は開校以来、たびたび更新してきたこともあり、最近では更新事項のみの確認になっていて全体を通してのチェックを怠っていた。

『入塾案内書』はいわば塾の顔だ。

それがこんなにもチェック項目が出てしまったことは大いに反省しなければいけない。

早速、再改正し、残っていた従来の『入塾案内書』を廃棄することにした。

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先日、教室の窓から見える桜の枝がバッサリと切り落とされた。

そのことはここでも触れた。

見るも無残で、時期的なこともあり、津波の震災での光景とも重なって見えた。

そこまでバッサリと切り落とされたかのように見えた桜であったが、それでもこの季節になり、色鮮やかな桜の花が開花した。

今、日本は大変苦難な時期を迎えているが、近い将来、この桜の如く、開花できるように頑張っていきたい。

『今、私にできること』(最近、よくテレビのCMに流れている言葉である)

それは、日々の生活を力いっぱいに生きること。

それが、自分のためにも、周りの方々のためにも、震災で困っている方にとっても、最も大切なことだと考えている。

 

今日で春期講習は終了となる。

夏や冬の講習と比べると参加人数は例年少ないが、去年と比べてみるとかなり増え、講習らしくなってきた。

完全オーダーメイドなので、受講スタイルも様々だ。

3コマ程度の受講から、毎日朝から晩までのびっちり受講まで。

授業形態も、先生がすぐ横につく個別指導から、問題をどんどん解いていく演習授業、さらには映像授業までバラエティーに富んでいる。

個別というくくりの中では取り入れたい形態は全て教室に備わった。

その中から自分にあった授業を自由に選択できる講習のシステムは他にはあまりないようだ。

これからも利便性を追求し、講習に参加して良かったと感じて頂けるように工夫していきたい。

春期講習の時期になると、どうしても朝が早いこともあり、労働時間が長くなるし、睡眠時間は短くなる。

そうなると、自分では気がつかないが、ミスする割合が増えてしまうようだ。

今回はポイント獲得者の記入漏れ・生徒さんのファイルに入れた詳細カリキュラム表の学年間違いとその説明漏れなどがあった。

やはり適度な休息が必要だ。

働きすぎは自分だけでなく、回りにも迷惑をかけてしまう。

次回の夏期講習からは適度な労働時間になるように工夫して、快適に業務が出来る環境を整えていきたい。

個別指導なので、一人ひとりに合わせた指導を心がけるのは当然だ。

だが、目標が同じ層があるのも事実。

生徒さんの層で一番多いのは近所の公立に通う中学生。

そして、この層の目標は定期考査と高校受験。

しかも数学と英語の受講が多い。

そこで、中学1年生から3年生までの数学と英語に絞った共通の年間授業予定表を作成することにした。

実務はほとんどT先生にお任せしたが、とても良いものに仕上げて頂いた。

今月からこれを対象生徒さんのファイルに挟んで授業に役立てて頂くことにした。

もちろんこれは一般的なスケジュールなので、講師の方々が一人ひとりの生徒さんにとって最高なものにアレンジして利用して頂きたいと考えている。

今日から学年が1つ上がる。

教室のシステムに登録してある生徒さんの学年を上げる手続きをした。

大人の1年はそんなに変わらないが、子供たちの1年の変化はとても大きい。

特に3月から4月にかけては進級する月でもあり、その変化を意識する時でもある。

その中でも小学生が中学生へ、中学生が高校生へとなると、昆虫に例えるなら、さなぎが成虫になるかのような変化だ。

そういう節目の月なので、講師の方々にも、再度、教室内での価値観と理念を共有して頂きたい想いで、『5つの誓い』を前面に出した今度のチラシを配ることにした。

毎日の生活の中で、ややもするとそうした価値観や理念をないがしろにしてしまうこともあるかもしれないので、こうした節目の機会に振り返って頂きたかったからだ。

講師の方々、みんなが一つになって取り組むことによって、より良い教育環境が出来上がり、集まってくれた生徒さんの学力向上だけではなく、人間形成にも良い効果をもたらすと期待している。

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