都立中高一貫校のついて以下の2つのトピックスがありました。

①都立中高一貫校の併設型の高校募集停止と中学募集枠の増加の方向性

②中学校段階の入学者決定の方法や内容等について改善の検討。

①については既報の通りで、その詳細なスケジュールの発表でした。

2021年度:武蔵高校、富士高校にて募集停止

2022年度:両国高校、大泉高校にて募集停止

白鴎高校については施設の関係もあり2021年度以降のみ決定

これにより、都立中学10校が完全中高一貫校になります。

中学での募集人員は正式発表ではありませんが、高校での募集停止に合わせると、武蔵高校、富士高校は現小学4年生、両国高校、大泉高校は現小学3年生から募集枠が増えることになります。

②については、平成32(2020)年度からの新しい小学校学習指導要領の全面実施等を踏まえて検討するそうなので大幅なものになるかもしれません。

そうなりますと、塾での指導方法も変化していくことになりますので、適切な対応を取っていく必要があります。

また、都立中高一貫校の設立からの経緯を見ていきますと、中学受験全体の方向性を大きく左右してきましたので、今後の推移に注目していきたいと思っています。


なお、詳細は東京都教育委員会から発表された 都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次) をご覧ください。