今日の会議中に「真似る」について話題になりました。

「真似る」というと、あまり良いイメージを抱かない方が多いかもしれません。

さらに、下品な言い方で「パクる」という表現までいくと、罪に問われることさえあります。

ただ、「学ぶ」という言葉が「まねぶ」とも読むのは、語源が「真似」と同じだからで、マネをすることと同じ意味を持っています。

つまり、「真似る」ことは「学ぶ」ことでもあるのです。

そうした見方をしますと「真似る」こともまんざらではない気がしてきます。

さらに、「真似る」といっても単純にコピーするのではなく、参考にさせてもらい、自分らしく創意工夫していけば、「オリジナル」なものに昇華していきます。

ただ、その「オリジナル」なものが最良になるためには、「真似るもの」も最良であることは言わずもがなです。

そのためには何が最良なものであるかの目を養う必要がありますね。