子供時代に先生から頂いた言葉がその後の人生に役立ったという経験をお持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。

私は今、そんなメッセージを残せてあげられる可能性がある立場にいます。

そんな気持ちも込めながら、本日、2人のご兄弟に次の故事成語(昔中国で起こった出来事から生まれた教訓のこと)の言葉と意味を記した紙面を送りました。

『瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)』

(他人から疑念を招くような振る舞いをすべきでないこと。)

最近、やんちゃな様子が目立ちだしたため、急きょ、授業前に保護者様同伴で面談を開催した席でお渡ししました。

私の想いが伝わったのか、巡回指導ではその紙面を机上に乗せ、勉強に励んでくれました。

帰り際に、「さっき送った言葉覚えてる?」と問いかけると、

『「かでんにくつをいれず」でしょ!』と元気な声で答えてくれました。

今回のことが、彼らの中に良い影響を及ぼしてくれることを願っています。