練馬区の中学校で使っている教科書のような名前の無人探査機「ニューホライズンズ」から、冥王星の画像が送られてきました。

「流れる氷河と大気にもや」があることも初めて確認できたそうでまさに画期的です。

ところで、今回、個人的にとても興味を覚えたのが無人探査機「ニューホライズンズ」のスピードです。

史上最速の探査機で、1日160万キロ近いスピードで飛び続けているそうです。

時速だと、4万8000キロ超の速さです。

大谷投手の投げるボールが速いと言っても時速160キロ程度、

また、新幹線の最高速度が時速300キロ程度と比較しても、

まさにケタ違いですね。

地球の直径が12,742kmですから、わずか16分で地球の上から下まで通過してしまいます。

そんなケタ違いな速さで飛ばしても、50億キロ離れた冥王星に達するには9年半の歳月を要しました。

また、撮影された冥王星の画像のデータは送信されてから16カ月間かけて地球に到着するのもとても神秘的ですね。

この無人探査機「ニューホライズンズ」、今後は異星人へのメッセージを送る計画もあるそうで、夢は尽きません。

見果てぬ夢を追い続ける人類のなし得る集大成ですね。