先週から本格的に面談をしているが、その中で、特に印象が残った面談を上げたい。

一つは、入塾して初めての定期テストを終えた生徒さん。

入塾前、成績が伸び悩んでいたが、ご本人の努力とリピート&トレーニングの成果で受講科目の英数共の80点以上を獲得。

お母様にもとても満足して頂き、面談の席で妹さんの入塾の意向も頂いた。

こうしたきっかけの入塾で行列ができる教室になるように今後も努めていきたい。

もう一人は今まで全くやる気を見せなかった生徒さん。

それが今回は、見違えるようにテスト前に意欲的に勉強しだした生徒さん。

結果は期待していたほどではなかったにもかかわらず、その勉強意欲の変化に大変満足したと喜んで頂いたお母様。

「信じ、励まし、褒める」成果が具現化し、自ら取り組めるようになったことを私も大変うれしく思っている。

この姿勢が続けば、次は結果も伴うことは間違いないだろう。

持続できるようにサポートし続けたい。

最後は、中学受験用の勉強に励みながら、成績が低迷してしまった生徒さん。

原因は問題と学力の差がありすぎることだと私なりに判断した。

中学受験は難易度が高く、学校の問題ができても、対応できないこともしばしば。

それを続けていると、苦手意識が生まれ、学校の問題もできなくなる悪循環も生まれることもある。

そのため、基礎重視の問題に変更した方が良いと提案した。

本来ならば、成績アップを当然と考え非難されても致し方ないところ、冷静に原因分析をお聞きいただき、前向きに変更に同意して頂いた。

ただ、その後、生徒さんご本人と話し合い、受験用の問題でやっていきたいという意向を受けて、継続することになったのだが・・。

学習塾は最初の例のごとく、成績を上げて喜んで頂くことが一番だ。

ただ、それだけではいけない。

生徒さんの意欲喚起、成績が低迷した時の脱却方法の提案、そうしたことをきちんとしていくことが大切だと考えている。

そうした面で、中途経過だが、良い面談を行えていると考えている。