事業会社として、利益を追求していくことは当然だ。

ただ、それを最大の目的としてしまったら、働いている誇りもやりがいも早晩、失せてしまうだろう。

事業会社の営みは、そこに関わる社会や人々に貢献できてこそ、価値をもたらすはずである。

当社の経営理念にもお客様を満足感と感謝の気持ちへと高め、導くことを何度も謳っている。

決してお客様の無知や恐怖感を煽って、利益を上げようなどと考えてはいけない。

短期的にはその方が利益が上がることがあるかもしれない。

だが、そんなことは長く続くものではない。

逆に、お客様の立場に立って、お客様を満足感と感謝の気持ちへと高め、導くことに専念していけば、すぐには実を結ばなくても、やがて大きく実を結ぶであろう。

働くということは、お金を稼ぐこと以上に、仕事に関わった人々や社会に貢献できたことによって得られる喜びこそが大切なのではないだろうか。

その積み重ねによって、充実した生活を深められることになるであろう。