個別トレーニングは個別指導で理解して頂いたことをきっちり自分一人で解けるようになるまで演習を繰り返す場、すなわち、個別指導の補完的な役割と今まで定義してきた。

今後もその役割は変わらないのだが、どうやら多くの保護者に『自習の場』と誤解を受けているようである。

だが、実態は巡回型マンツーマン指導となっていて、こうした形式で自立型個別指導と謳って運営している塾も多くある。

誤解を受けている要因は、『補完的という定義』と『授業料の安さ』からきていると分析している。

要するに、自塾の商品価値を自塾で下げている気がするのである。

ただ、後者の『授業料の安さ』は他塾との比較であって、個人的には適正価格であると考えているため、変更する気は毛頭ない。

ここで問題にしたいのが、『補完的という定義』についてである。

この定義付けが、商品価値を下げている元凶で、見直したほうが賢明な気がする。

今後は、『個別トレーニング』を『補完的』ではなく、『巡回型マンツーマン指導』という1つの主力授業としての定義づけの方向で検討していきたい。

つまり、2枚看板の『1対2までの個別指導』と『巡回型マンツーマン指導』を設けていくのである。

2枚看板商品をあわせて受講するとリーズナブル、しかも驚異の成績アップを実現する最強セット商品。

詳細は今後詰めるとして、基本的には以上の発想で検討していくことにしよう。