世紀の天文ショーと期待された金環日食。

天気予報では東京は曇り。

どうなることかと気をもんでいたが、起きてみると快晴。

専用サングラスを使って観ることができた。

しかも、太陽が月の影に入ってリング状に見える金環日食の光景が終わって間もなく、雲が太陽を覆ってしまったことも、自然の導き出された幸運に感謝したい。

ところで、マスコミで盛んに取りざたされていた『何年ぶり』。

ただ、実際にこうして多くの日本人が観測できたのは間違いなく有史以来初めてのことだろう。

また、『何年ぶり』について、気になったので、下記にまとめておいた。

『日本の金環日食は1987年の沖縄以来25年ぶりで、今回のように広範囲で起きるのは932年ぶり。次回の日本で見られる金環日食は18年後、北海道のみ』

(詳細)

日本では2011年6月2日以来1年半ぶりとなる日食.

本州で見られたものとしては1883年10月31日に東北地方を中心に見られたものから、実に129年ぶりの金環日食

173年ぶりの関東圏での観測

東京では173年ぶり

282年ぶりの関西圏での観測

大阪では282年ぶり

767年ぶりの九州北部での観測

大分県では鎌倉時代以来767年ぶり

932年ぶりの中京圏を含む日本の広い範囲での観測

今回のように日本の広い範囲で金環日食が見られるのは、平安時代末期の1080年以来932年ぶり

次回の日本で見られる金環日食は18年後、北海道のみ