今回の第二教室の開校を皮切りとする店舗展開を考えた時、必要になってくるのが資金調達である。

今までは自己資本ですべて賄ってきたが、これから先、規模を拡大していくに当たり、必ず直面する課題である。

実際にその課題に直面してから準備していては、不足な事態に陥ることになる懸念もあると考え、小さな時から練習する意味も込めて、第二教室に必要な資金を銀行からの融資で調達しようと考えた。

また、練馬区では事業資金の利子の一部を補給することで、低利で利用できる制度があることを知ったことも行動を起こすきっかけとなった。

最初に行動を起こしたのが8月下旬。

近くの信用金庫を訪れた。

信用金庫の担当の方の話しによると、業績も順調だし、開校には十分間に合うということだった。

ただ、実際に審査に当たったのは信用保証協会だった。

この審査にあたり、色々な資料請求があった。

その中の一つが、事業計画であったが、この作成が今後を見つめ直すのにとても役立っている。

資料を一通り提供してから、審査の方が質問に訪れた。

その席上で、法人化することを初めて知ったらしく、訪れた翌日に法人化してから再度、申請して欲しいと通告を受けた。

この時点で、今回の計画はとん挫してしまい、自己資本で進めざるおえなくなった。

ただ、将来的なことも考え、法人化してから再度申請した。

その後、1カ月ほど連絡がなかったが、開校前後の忙しさも手伝い、気に留めていなかった。

それが先週、突然連絡があり、審査のため再度、訪問したいという連絡が入り、第二教室で会うことになった。

そして、今日、やっと保証して頂けるという通達があった。

ただし、満額回答ではなかった。

営業の方などから、生徒数の増え方から、お褒めの言葉を頂く事が多くあるが、客観的に見た信用力はまだまだなのだと悟った。

調達できた資金は、時期的な差もあり、当面の資金使途はなくなってしまったが、資金調達の仕方が学べたことには意義を感じている。