今日から冬期講習だ。

参加して頂いた生徒さんに、その成果がきちんと身を結ぶようにこちらも誠心誠意努力していきたいと思っている。

ところで、講習期間中については通常授業の時間帯を除き自習はお断りしている。

これは、講習に参加して頂いた生徒さんには授業料を頂いているので、その時間帯に無料で開放してしまうと公平性を保てないと判断しているためである。

公平性と言えば、問題をどんどん解いて頂き定着を図る目的の個別トレーニングの授業の時に、生徒さんから質問を受けるケースがある。

このようなケースでは、できるだけ対応するようにはしているが、他に一生懸命勉強に取り組んでいる生徒さんの支障になると感じた時にはお断りするようにしている。

そのことだけに焦点を当てると、生徒さんが勉強したいという気持ちを蔑(ないがしろ)にしているという思いを抱くことがある。

だが、現実問題として、全てを受け入れると必ず歪みが生じてしまう。

そうならないためには、全員の気持ちを受け入れたいという気持ちを持ちながら、全体として調和を保つようにしていかなければならない。

そのために必要なのが公平性だ。

誰でもが納得して頂けるような公平感覚も身につけるように努めていくことが大切であると感じている。