ステップアカデミーは漢検の準会場となっているため、最近の漢検報道には人一倍関心を持っています。

特に「文科省が漢検の6月実施予定の停止・延期含め検討を」という報道は、直接関係してくることだけに漢検に直接、”実施の有無”について問い合わせてみました。

「予定通り実施します」という返答だったですが、疑心暗鬼です。

個人的な見解としては、今回の問題は、理事長と金をめぐる問題であり、文科省としての監督責任は当然あるとは思いますが、国民行事ともなっている漢検の実施とを関係付けてしまうのはいかがなものかという思いがしています。

漢検が今の漢字ブームを起こし、生涯学習という観点から社会的な貢献を果たしていることは疑うことのない事実でしょうし、文科省がその火を消すような行動をしているのは滑稽でもあるような気もします。

報道では文科省側が「社会的信頼を損なっている現在の状態で実施するのは問題がある」としながらも「漢字検定は昨年度約286万人が受検した代表的な検定試験。影響が大きく『中止ありき』ではない」としているそうです。

ステップアカデミーとしては今後の推移を見守り、適切に対処していこうと考えています。